運転中雨や雪が降ってきたときに、視界を確保するために必ず使用するエアロワイパー。どの車にも同じようなものが取り付けられていると思っていませんか。数多くの商品ラインナップの中から、愛車にぴったりのエアロワイパーを選ぶことが大切です。
今回はデザイン性と機能性の両立を叶えたエアロワイパーとその選び方をご紹介します。取り付け時の効果や替えゴム交換方法も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次この記事でおすすめする商品
エアロワイパーとは
エアロワイパーとは、空気抵抗の影響を軽減する効果がある自動車用ワイパーです。形状はアーチ状が多く、樹脂素材でサビの心配がないのが特徴です。取り替えも簡単なうえに、従来のワイパーに比べてデザイン性が高いのでとても人気があります。
エアロワイパーの効果
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エアロワイパーを装着することで、風の抵抗をコントロールできるというメリットがあります。そのため、高速運転時に気になるワイパーの浮き上がりやバタつきを抑えることができます。また、アーチ状のブレードはフロントガラスに均一に力がかかるため、拭きムラが減る効果もあります。
しかし、エアロワイパーは車種ごとに適合商品が異なるため、車を乗り替える度に買い替えが必要になります。付属のゴムも劣化するため、半年に1回程度はメンテナンスが必要だと考えていてください。
取り付け時の注意点とゴム交換
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エアロワイパーを取り付ける際、注意しなければならないのがエアロワイパー本体の長さです。長さは車種によって異なるので、誤った長さのものを取り付けるとワイパー同士が干渉したり、拭き残しが発生してしまいます。購入の際は、必ず適合している型式かどうか確認しましょう。
エアロワイパーのゴム(ワイパーラバー)は、おおよそ半年ごとに交換するのがベターです。半年まで経たずとも、拭き取りが甘くなってきたと感じたら、替えゴムを購入して交換しましょう。
交換方法はとても簡単です。まずは、ワイパーアームの根本部分にあるクリップ部を外しワイパーブレードを取り外します。その後、ワイパーブレード上のストッパーを外し、古いゴムを引き抜きます。
ゴムを引き抜いた後は、新品の替えゴムをはめ込みストッパーで固定し、ワイパーアームへクリップで装着して完了です。案外簡単にできるので、古いゴムを無理に使わず、こまめにゴム交換をするとよいでしょう。
エアロワイパーの選び方
エアロワイパーを選ぶときは、メーカーとデザインに着目しましょう。
メーカーで選ぶ
エアロワイパーを取り扱う有名メーカーの中から、BOSCH(ボッシュ)、PIAA(ピア)、NWB(日本ワイパーブレード)の3つをご紹介します。日本車用のエアロワイパーであれば日本のメーカーを、輸入車用のエアロワイパーであれば海外メーカーを選びましょう。
頑丈な造りが自慢!ドイツのBOSCH
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BOSCHはドイツの自動車パーツ・電動工具メーカーです。赤文字のロゴを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。特にドイツ車を乗っている人ならば、自動車用のパーツはBOSCHで揃えておくと、適合車種も数多くカバーされているので安心です。
日本の最大手自動車パーツメーカー!PIAA
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PIAAは日本の自動車パーツメーカーです。主にLEDやHIDなどのランプ類を取り扱っていますが、エアロワイパーのラインナップも充実しています。PIAA製のエアロワイパーなら、日本車への適合がほぼカバーされているといっても過言ではありません。
純正ワイパー採用率No.1!NWB
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NWBはワイパー専業の珍しいメーカーです。確かな品質で、日本車の純正ワイパーへの採用率は国内No.1を誇ります。また、日本車だけでなく輸入車の純正ワイパーへの採用数も伸ばしている、勢いのあるメーカーです。
最近ではテレビCMもよく見かけるようになり、メーカーとしての知名度はこれからより一層伸びていくことでしょう。
スタイル別で選ぶ
エアロワイパーは、大きく2種類に分けられています。どのようなワイパーを装着したいか、検討している方の参考になれば幸いです。
拭き取り性能に特化したフラットブレードワイパー
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フラットブレードワイパーとは、拭き取り部にあたるラバーとそれを支えるフレームが一体化したものを言います。ガラス面へ均一な圧力がかけられるため、払い拭き能力が高いのが特徴です。さらに、エアロフォルムを搭載しているものが多く、空気抵抗を発生させて浮き上がり防止にも役立ち、高速走行中の安心感もあります。
美しいフォルムのデザインワイパー
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デザインワイパーとは、フラットブレードのエアロフォルムを採用したものを言います。払い拭き能力にも長けていますが、なんといってもデザイン性の高さが魅力的です。
ちなみに、一般的な純正ワイパーとして採用されているワイパーはトーナメントワイパーと呼びます。トーナメントワイパーと比べると、デザインワイパーの意匠のまとまり感は一目瞭然ですね。
エアロワイパーのおすすめ人気ランキング7選
エアロワイパーは種類がとても多いので、ここではamazonでも高評価の商品7つに絞ってご紹介します。購入の際は対応車種を必ず確認してくださいね。
1位 BOSCH ワイパーブレード エアロツイン FIA 500 RHD 3397007300
対応車種:FIAT 500(チンクエチェント)、アバルト595など
頑丈な造りで拭き取り時のストレス減
純正ワイパーのお悩みで多いのが、拭き取りを行う際に生じるビビり音です。ゴムが固くなると余計にビビり音が発生し、気になった経験がある方もいるのではないでしょうか。
そんな時もこの商品なら、しなやかなゴムと頑丈なブレードでビビり音の発生を抑制してくれます。もちろん拭き取り性能も抜群です。
2位 PIAA シリコートワイパー WAVS65
対応車種:ホンダ フィット、スバル フォレスターなど
嬉しい撥水機能付!
ワイパーを可動させるたびに、高品質な天然ゴムに配合された撥水効果のあるグラファイトコートが、フロントガラスをコーティングしてくれます。お手軽にフロントガラスの撥水コーティングができる魅力的な商品です。
3位 NWB デザインワイパー 350mm D35
対応車種:ホンダ フィット、日産 ノート、トヨタ アクアなど
美しいアーチ状デザインが
純正ワイパーと比較すると、アーチの曲がり具合がきついことがよく分かるこちらのワイパーは、存在感があり遠目からでも目を引きます。主にコンパクトカー向けのワイパーで、拭き取りも問題なく行えます。
4位 NWB 強力撥水コート デザインワイパー 650mm HD65A
対応車種:日産 リーフなど
強力な撥水コートが自慢
強力な撥水コートを配合したゴムを採用している商品です。撥水効果は強いですが、持続性はイマイチのよう。撥水コートの持続性を、より高めたいのであれば、前もってフロントガラスに撥水コーティングをかけておくことをおすすめします。
5位 NWB エアロレインワイパーAR65 650mm AR65
対応車種:マツダ ロードスターなど
コストパフォーマンスが魅力!
低価格ながら、本体はずっしりと重厚感があり、造りの良さを感じます。お求めやすい価格で、純正ワイパーより拭き取り性能も見た目もよくなるこの商品なら、エアロワイパー初心者にも手出しがしやすいですね。
6位 BOSCH 国産車用フラットワイパー エアロツインJ-フィット+ 650mm
対応車種:トヨタ アクア、三菱 デリカなど
確かな品質のBOSCHがつくる日本車向け
主に輸入車向けパーツの製造が主流のBOSCHによる、日本車向けフラッドブレードワイパーです。高品質なのはもちろんのこと、取り付けもとても簡単に行うことができます。BOSCHファンには特におすすめの一本です。
7位 PIAA フラットワイパーブレード 600mm+475mm VM331S
対応車種:フォルクスワーゲン ゴルフなど
ValeoとPIAAの共同開発
Valeoとは、フランスの大手自動車パーツメーカーです。そのValeoとPIAAが共同開発したフラットブレードワイパーがこちら。拭き取り性能も抜群で、耐久性にも自身があります。欧州車には欧州の自動車パーツを取り付けるのが最も安心でしょう。
BOSCH ワイパーブレード エアロツ…… 1,460円 PIAA シリコートワイパー WAVS65 2,260円 NWB デザインワイパー 350mm D35 710円 NWB 強力撥水コート デザインワイ…… 2,440円 NWB エアロレインワイパーAR65 650…… 1,680円 BOSCH 国産車用フラットワイパー …… 1,836円 PIAA フラットワイパーブレード 60…… 5,000円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク 4.77 4.25 4.62 4.04 4.67 4.3 4.22
まとめ
エアロワイパーは、運転中の良好な視界を簡単に確保することができる便利なアイテムです。撥水コート配合タイプで愛車を美しく快適に保ったり、存在感のあるデザインワイパーで個性を打ち出すのもおすすめです。
純正ワイパーからエアロワイパーに変更し、人とは違うパーツカスタムを楽しんでみてはいかがでしょうか。