タイヤレバーは自動車のタイヤとホイールを組み替える工具で、長さや太さなど形状は様々です。有名なメーカーとしては、デイトナやKTC、エーモンなどが挙げられ、それぞれ特徴的な商品を発売しています。
組み替えは少し難しい作業なので、楽に進めるために適切なタイヤレバーを使いたいですよね。そこでこの記事では、タイヤレバーの形や特徴による選び方を詳しく説明しています。使い方やビード落としの解説もしますので、是非参考にしてくださいね。
目次この記事でおすすめする商品
タイヤレバーの用途
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タイヤレバーは車のタイヤをホイールから脱着する際に使用する工具です。ホイールを車体から外す場合はナットを緩めれば簡単に脱着できますが、
ホイールからタイヤを取り外す場合、そう簡単にはいきません。
タイヤの空気が抜けていたとしても、手の力だけでは到底外すことが出来ないため、タイヤレバーをホイールとタイヤの隙間に入れ、テコの原理を利用してタイヤの脱着を行います。
カー用品の専門業者に頼むこともできますが、タイヤレバーは気軽に手に入れることができるため、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
タイヤレバーの使い方
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1.バルブを緩めてタイヤの空気を抜きます。自動車のバルブは一般的に米式バルブになっているため、ムシ回しでバルブコアを抜きます。
2.自動車タイヤのビードはホイールにしっかり食いついているため、ビードを落とす作業が必要です。上からタイヤを押すか、タイヤレバーをホイールとタイヤの隙間に差し込みましょう。
3.タイヤレバーが差し込めたら、ホイールの縁を支点にしてタイヤレバーでタイヤを外します。
4.新しいタイヤにビートワックスを塗ってタイヤをはめ込み、空気を入れて完了です。
タイヤレバーの選び方
タイヤレバーは、形状のタイプや長さ、グリップの有無から選びましょう。タイヤのサイズや使用頻度を考慮して、ぴったりの商品を探してください。
タイプで選ぶ
タイヤの大きさや、タイヤの種類に合わせてタイヤレバーのタイプを選ぶと、より小さい力でスムーズなタイヤ交換が可能となります。
幅広く使えるスプーンタイプと、大きな力がかけやすいクランクタイプに分けて説明していきます。
オールマイティーに使えるスプーンタイプを選ぶ
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スプーンタイプは、タイヤレバーがスプーン状に浅く曲がっているもので、どのタイヤでもオールマイティーに使うことができます。
先端にかけて徐々にレバーが薄くなっているため隙間に入りやすく、まっすぐで強度が高いので、力をいれやすいのもポイントです。
大きなタイヤはクランクタイプを選ぶ
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クランクタイプは2箇所が曲がった形状で、タイヤの構造にうまくはまり、より大きな力をかけることが出来ます。そのため、大きいタイヤやオフロードタイヤの脱着には、クランクタイプが1本あると助かります。
長さで選ぶ
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タイヤレバーには、様々な長さのものがあります。一番多くラインナップされている基本のサイズは30cm前後ですが、長いものだと50cmを超え、より多くの力をかけることが可能です。
また、タイヤレバーは1本のみではなく、2本~3本使用してタイヤを外すこともできます。その場合、すべて同じ長さに揃えるのではなく、様々な長さを組み合わせて使用するのがおすすめです。50cm1本、30cm1本というように揃えるのもよいですね。
持ちやすいグリップ付きを選ぶ
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タイヤレバーの中には、持ちやすいグリップ付きのものがあります。手で握る部分が金属だと汗などで滑ってしまう可能性がありますが、ゴムのグリップが付いていればその心配も減るでしょう。
タイヤ交換は非常に力のいる作業でもあるため、必要に応じてグリップ付きのものを選ぶのがおすすめです。
タイヤレバーのおすすめ人気ランキング10選
タイヤレバーの使い方や選び方を解説しましたが、ここからはタイヤレバーのおすすめ人気商品10選を紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
1位 タイヤレバー3本&リムプロテクター3本セット
長さ:295mm
先端の最大幅:約23mm
握りやすい&リムプロテクター付き
握りやすく力が入れやすい、グリップ付きのタイヤレバー3本セットです。強度もあるので、思った以上に少ない力でタイヤ交換を行うことができるでしょう。
リムを傷つけないためのリムプロテクターも3つ付属しているので、作業効率が上がります。
2位 タイヤレバー 約50cm 銀 3本セット
長さ:約500mm
先端の最大幅:約25mm
約50cm!軽い力でタイヤ交換
30cmほどのタイヤレバーが多いですが、この商品は50cmと長めに作られています。タイヤレバーが長いと、テコの原理で比較的小さい力で作業することが可能です。
3位 デイトナ タイヤレバー クランクタイプ
長さ:360mm
先端の最大幅:約22mm
タイヤの脱着が楽になるクランクタイプ
「レバーの曲がりだけで、タイヤ交換がしやすくなるの?」と疑問を抱いている方もいると思いますが、これだけの違いでタイヤの凹凸にうまく沿って力をかけられるため、作業が楽になります。
さらに、先端が細くなっていて、タイヤとリムの隙間にスムーズに差し込むことが出来ます。ストレートタイプに追加して購入し、数本組み合わせて使うのもよいですね。
4位 エーモン タイヤレバー 全長430mm
長さ:430mm
v:-
機能十分にしてコスパ良し
エーモンのタイヤレバーは、直線上のスプーン型。シンプルながらも必要十分な機能を備えており、人気の高い商品です。
焼入れ加工がされているため、変形や破損の心配もなく、保管状況に配慮すれば長期に渡って使用することができます。
5位 デイトナ ロングタイヤレバー
長さ:350mm
先端の最大幅:-
幅広で薄い先端が使い勝手◎
耐久性に定評があり、ここ一番で力が必要な時に役に立つタイヤレバーです。スプーン部分が薄いため、はめ込みや取り外しが硬い扁平タイヤなどにもおすすめです。
6位 KTC タイヤレバー
長さ:265mm
先端の最大幅:30mm
日本製の信頼できるタイヤレバー
ハンドツールで有名な、KTC・京都機械工具が作っているタイヤレバーで、性能とコストパフォーマンスの高さが評価されています。
スプーンの角度と薄さがちょうどよく、1本あると助かるタイヤレバーです。
7位 デイトナ タイヤレバーセット オールインワン
長さ:300mm
先端の最大幅:-
タイヤ交換に必要なものが全て詰まってる!
デイトナ製のタイヤレバーに加えて、樹脂プロテクター2個、バルブコア1個、ビードワックス40g、ビードダウンキーパー2個がセットになっています。
タイヤレバーだけでも使用可能ですが、ビードを外した後に固定しておくダウンキーパーやタイヤをはめ込みやすくするワックスがあると、慣れない方でも安心してタイヤの取り替えができます。必要なものをまとめて揃えたい方におすすめです。
8位 スプーンレバー曲
長さ:610mm
先端の最大幅:-
60cm超えのロングタイヤレバー
先端が尖っていて薄い部分が長いので、トラックなどの大型タイヤの脱着時に活躍します。少し重量がありますが、頑丈さは折り紙つきです。短めのタイヤレバーと組み合わせて使うと、作業効率がさらにアップします。
9位 樹脂ラバーグリップタイヤレバー
長さ:295mm
先端の最大幅:25mm
グリップ付きでコスパ◎
2本で約1000円とコスパが高いタイヤレバーセットです。ノーブランド品ですが品質が極端に劣るわけでもありません。グリップ付きで初心者にも扱いやすく、高価な商品を2本揃えるのは抵抗があるという方におすすめです。
10位 ストレート タイヤレバー
長さ:405mm
先端の最大幅:22.5mm
先端の曲がりが使いやすい
約40cmと取り回しのしやすい長さで、先端の絶妙な角度がポイントです。
ホイールとタイヤの隙間に入りやすく、しっかり引っかかってくれるので、スムーズにタイヤ交換ができます。
1本500円ほどで手が届きやすいのも魅力です。
タイヤレバー3本&リムプロテクター…… 1,830円 タイヤレバー 約50cm 銀 3本セット 2,180円 デイトナ タイヤレバー クランクタ…… 992円 エーモン タイヤレバー 全長430mm 733円 デイトナ ロングタイヤレバー 1,140円 KTC タイヤレバー 1,948円 デイトナ タイヤレバーセット オ…… 1,250円 スプーンレバー曲 2,527円 樹脂ラバーグリップタイヤレバー 590円 ストレート タイヤレバー 640円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク 3.5 4.61 4.45 4.3 4.4 4.67 4.34 4.3 4.1
まとめ
タイヤレバーには様々な種類や、メーカーごとの特徴があります。また、1本でも作業をすることはできますが、長さやタイプ違いを複数本揃えるのもおすすめです。
この記事を参考に、使用環境やタイヤに適した形状の使いやすいタイヤレバーを見つけてくださいね。