普段使わないタイヤを収納するのに欠かせないタイヤラック。縦積みや横置きのほか、場所を取らないスリムタイプやタイヤを埃や雨風から守るカバー付きなど種類は様々。
重量もあり場所を取るものなので、設置場所のスペースやタイヤの大きさに合わせた頑丈なものを選びましょう。ホームセンターで購入する方が多いかもしれませんが、今回は選び方のポイントに合わせAmazonやrakutenなどで購入できるおすすめ商品をご紹介します。
目次この記事でおすすめする商品
タイヤラックとは?
住んでいる土地の寒暖差などにもよりますが、車のタイヤには夏用タイヤと冬用タイヤがあります。特にシーズンごとにタイヤを変えたり、予備用のタイヤをいつも常備している方にとって、タイヤの収納場所は考えさせられるものです。
屋外で放置していたり、適切な保管をしていない場合、ゴムの自然劣化が早まりタイヤの寿命が短くなります。そうするといざ使おうとしたときに耐用年数が過ぎ、使っていなかったタイヤを処分するはめになることも。
愛車用のタイヤを長持ちさせるためにも適正な保管が可能なタイヤラックは欠かせません。
タイヤラックの選び方
それではここから、タイヤラックを選ぶ際のポイントを解説します。タイヤラックは大きさや種類、耐荷重も様々ですのでポイントをしっかり踏まえて、ご自身の用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
保管するタイヤの数や重さに合わせて選ぶ
タイヤラックを選ぶ際の基本的なポイントは、所有しているタイヤの数や重量に合わせたタイヤラックを選ぶことです。そうしないと、せっかく購入しても所有しているタイヤラックを積めなかったり、追加購入する必要が出てきます。
特にホイール付きのスタッドレスタイヤは、種類にもよりますが重量が10Kgほどのものもあります。そのタイヤが4本分ですので最低でも50Kgほどの耐荷重がタイヤラックには必要になります。
1台分をまとめて保管する場合には、全体の耐荷重が50Kg以上のものを選ぶようにしましょう。
車一台分ならスリムタイプを
軽自動車やコンパクトカーのタイヤは比較的小さく、そのサイズに応じたスリムタイプのタイヤラックを購入することをおすすめします。その理由は、
大きいものを選ぶと安定性が悪くなり、タイヤがラックのサイズより余ってしまうので落下する原因になるからです。
タイヤの大きさに合わせて、大型車用・軽自動車用などサイズに合わせた表記を確認して選ぶようにしましょう。特に大きくないタイヤなら、2段タイプの物や平積みタイプでキャスター付きのタイヤラックを選ぶと、省スペースになり移動も楽になります。
家族所有分のタイヤを収納するなら2段式
タイヤの所有数が多く、タイヤのサイズも大きい場合は強度や耐性が高い素材の2段式を選びましょう。2段式は複数のタイヤを収納するのに便利ですが、
タイヤの数が多くなればなるほど総重量も多くなりますので、スチールや鋼鉄素材のパイプを使ったタイヤラックを選びましょう。
設置場所に合わせて選ぶ
次に押さえておきたいポイントは、タイヤラックを設置したい場所に合わせて選ぶという点です。タイヤラックの保管場所は、ガレージや倉庫、それとも屋外でしょうか。
また、保管場所からタイヤを設置する場所までの距離が少し遠い場合もあります。それぞれの家庭環境や設置場所に合わせて適切なタイプを選びましょう。そうすることでさらに使いやすくなることでしょう。
狭いガレージなら台車タイプを
タイヤを充分に保管するスペースがないときは、スリムタイプの2段式のものや台車付きのものを選ぶとよいでしょう。特にマンションや集合住宅は、ベランダや個人ガレージしかスペースがなく、狭い場所で効率よく保管するにはスリムタイプが便利でおすすめです。
また、台車が付いているものは、狭いガレージの中で移動させながら中のものを取り出すことが出来るので便利になります。台車で移動が出来れば、保管場所がタイヤ交換場所よりも少し遠い場合に、いちいちタイヤを1つずつ運ぶ必要はありませんので、腰や肩への負担も軽く済みます。
屋外での保管なら防錆塗装済みのものを
タイヤラックの素材によっては、錆が侵食して劣化が早まるものもあります。特に
屋外で使用する場合には、雨や風でも耐えることが出来る防腐塗装処理が施されたものを選ぶようにしましょう。特に、ポリエステル塗装やアクリル塗装、メラミン塗装は耐水性にも優れた加工になっているのでおすすめ。
防錆塗装の物なら防水用カバーをかければ屋外で使用しても長く使い続けられます。
便利機能に合わせて選ぶ
これまでの基本的なタイヤラックのポイントに加えて付属しているとさらに便利に使うことが出来る、機能についてもご紹介します。プラスαの機能として購入する際の目安にしてみましょう。
タイヤ幅に合わせてサイズ調整可能な伸縮タイプ
タイヤの間隔にスペースを設けて風通しをよくしたり、将来的にタイヤの数が増える予定がある方、家族の所有する車の台数によってタイヤラックの大きさを調節できるものもあります。スペースが狭い場合でもスリムに置くことができるので、見た目もスッキリしておすすめです。
ストッパー付きなら安全に固定できる
キャスター付きのタイヤラックを購入する際にあると便利で安全なのが、ストッパー付き機能。タイヤを載せたまま楽に移動できるので楽ですが、保管しているときに勝手に移動したり、タイヤがぐらついて落下や転倒すれば事故にもつながります。
ストッパー付きのものを選べば、いくらタイヤが重く風があったとしても、ぐらつくことなく安定して載せることが出来ます。
事故を防ぐために、タイヤ付きを選ぶ場合は安全機能についても確認してくださいね。
雨風からタイヤを守るカバー付きタイプ
同じメーカーから出ているタイヤラックカバーや、専用のラックカバーが付いているものもあります。タイヤラックごとすっぽり覆うことが出来れば、埃や紫外線による劣化からもタイヤを守ることが出来ます。
ホームセンターで販売されているタイヤカバーもありますが、タイヤラックのサイズに余りがあることや、小さくて風や埃が下部から侵入することがあります。サイズ確認をしっかり行うか、専用のカバーを使うようにするとサイズがピッタリ合ってより保管状態を良好にしておくことが出来ます。
タイヤラックのおすすめ人気ランキング7選
1位 タイヤラック カバー付 タイヤスタンド
下段と上段の間の高さ:(約)48cm/58cm/68cm
材質:本体-スチール 、カバー‐ ポリエステル、アジャスター‐PP樹脂
重量::約5.5kg
耐荷重:120kg
薄型設計で省スペース用に最適!
幅42cm、奥行き30cmとタイヤの奥行スペースを取らないので狭い場所でもスリムに収納が可能です。ラックの上段は高さ調節が可能、オプションのアジャスターを付ければ女性でも楽々運搬が出来ます。
付属の専用カバーにはホールドバンドが付いていて、バンドのボタン部分を引っかけるだけで簡単に設置が可能なのも簡単でおすすめのポイントになっています。
2位 武田コーポレーション メタルラック本体
タイヤ積載本数:4本 タイヤ幅24.5cm 外径69cm以下
台車としても機能する1台2役の便利なメタル製ラック
大きめキャスターで砂利道や、でこぼこ道も安心して走行可能。持ち手も高めに設定されているので、腰を痛めることなく移動でき体に負担がかかりにくいのもポイントです。また横幅は1mまで伸縮できるのでどんなサイズのタイヤにも対応する嬉しい設計になっています。
収納カバーも付いているので台車に載せたまま、タイヤのカバーをして保管が出来ます。
3位 アイリスオーヤマ タイヤラック カバー付
カバーを使用した際のサイズ(約):幅720×奥行610×高さ1450mm
重量:3700g
収納の目安:軽・コンパクト 普通車 ミニバン用タイヤ(4本)
材質:タイヤラック‐パイプ・塩化ビニル樹脂被覆鋼管スチールパイプ、 ジョイントパーツ‐ABS樹脂・ポリアセタール、カバー‐ポリエステル
耐荷重:120kg
シンプルでコンパクト!軽・普通自動車用タイヤラック
専用タイヤカバーまで付属していながら価格は5000円以下。組み立ては専用工具は必要なく女性でも簡単に1人で組み立てが可能です。シンプルでコンパクトながら高重は安心の120Kgと2段タイプでもしっかりしているのも安心です。
タイヤの劣化を防ぐカバーは下部に紐が付いていますので、下部分までしっかりカバーを留めることが出来ます。カバー素材は雨風をはじく素材なので、屋外に設置しても安心してお使いいただけます。また、本体パイプは塩化ビニル樹脂被覆鋼管スチールパイプなので強度・防錆性も抜群です。
4位 MAXSHERE タイヤラックカバー付き
サイズ(内寸):(約)幅100cm×奥行き30cm
※下段と上段の間の高さ :(約)55cm/65cm/75cm
材質 本体:スチール
カバー:ポリエステル
アジャスター:PP樹脂
重量:(約)9kg
耐荷重:200kg
ミニバン用タイヤも8本載せれる!幅広ワイドタイプ
上下2段のタイヤラックで、上部のスチールは上下移動が出来ます。下部に設置するタイヤの大きさに合わせて高さ調節が3段階で可能です。また、ワイドタイプで心配される耐荷重設計も安心なフレーム設計。
ただ、ボルトで連結するのではなくサイドにポールを差し込んで連結することで、ぐらつきを軽減し、安定性が向上しています。内寸は横100cmとたっぷり4本タイヤを並べることができ、これ1つで家に転がっていたタイヤがスッキリ収納できるでしょう。
5位 MEICHEPRO タイヤラック タイヤスタンド 2段式
重量(約):9kg
耐荷重(約):200kg
本体材質:スチール
安心の厚み1.5㎜角型フレーム採用で強度に優れたラック
耐荷重は200Kgと強度は抜群。本体はスチール素材で丈夫なうえ、スチール部分は1.5㎜に幅が広くなったのでより丈夫にタイヤを収納することが出来ます。スチール表面加工は、耐薬性・耐摩擦性・防錆性に優れているので頑丈、長く愛用していただけます。
フックが2個ついているのでサイドに清掃道具を掛けたり、小物の収納にも便利。一般家庭用の普通自動車・RV車・ワゴン車用のタイヤを8本安心して収納できます。
6位 スロープ付き タイヤ収納ラック カバー付き 燕三条製
重量:約4.3kg
材質:本体-スチール(メラミン樹脂焼付塗装)カバー-ポリエステル
耐荷重:80kg
コロコロ転がして女性でも楽に収納可能
スロープ付きなので、ラックに入れるときも取り出すときも、持ち上げずに転がして出し入れ可能なのが嬉しいポイント。スロープは取り外し可能なので、動かしたいタイヤの所にセットして転がせます。タイヤの移動も不要で、スロープを使わないときはサイドに引っ掛けて収納しておくことが出来ます。
製品は安心の燕三条で作られた日本製。鋼鉄製のしっかりとした素材なので雨風にも負けない耐久性があります。耐荷重は80Kg、軽自動車から普通車用タイヤまで幅195mmまでのタイヤが4本収納可能です。
7位 メルテック タイヤラック
タイヤ径:最大690mmまで
耐荷重:80kgまで
材質:本体…スティール タイヤカバー…PE 固定パーツ…ABS樹脂、PP、スティール
珍しい平積みタイプ!隙間を開けて収納可能
タイヤを平積みにしておく場合、心配なのが上部のタイヤの圧や重量で下部のタイヤが劣化してしまうこと。こちらの平積み型タイヤラックは、狭いスペースでもかなりコンパクトに高く保管できるのが魅力的です。
それぞれのタイヤが触れないように空間が設計されているので、タイヤの劣化の心配もありません。また、土台部分にはキャスターが6個ついているので安定性もあり、移動も楽に行えるでしょう。耐荷重は80Kg。
カバー付タイヤスタンド 8,748円 武田コーポレーション メタルラック 5,475円 アイリスオーヤマ タイヤラック カ…… 3,000円 MAXSHERE タイヤラックカバー付き 4,968円 MEICHEPRO タイヤラック2段式 5,999円 燕三条製 スロープ付きタイヤ収納…… 12,999円 メルテック タイヤラック 2,075円おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク 4.1 3.49 4.15 4.6 3.57
まとめ
いかがでしたか?タイヤラックの選び方で重要なのは、置きたい場所のスペースとタイヤの本数や重量に合わせて選ぶこと。タイヤの寿命を少しでも伸ばすために、安全に、良い環境で保管するためのタイヤラックを選びましょう。