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インパクトドライバーの選び方とおすすめ人気ランキング10選【マキタやハイコーキまで】

enyライター15

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インパクトドライバーは、太い・長いネジをグイグイと締め付けることができる高トルクの電動工具。プロには定番の工具ですが、DIY用としてもぜひ持っておきたいもの。マキタやHiKOKIなどの人気メーカーから多数の商品が販売されていて、どれがよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

そこでこの記事では、インパクトドライバーの選び方とおすすめ人気ランキングをご紹介します。ドリルドライバーとの違いやビットの装着といった使い方も解説するので、初心者の方もぜひチェックしてくださいね。

この記事でおすすめする商品

インパクトドライバーとは?ドリルドライバーとの違い

出典:amazon.co.jp

インパクトドライバーは、ネジを締めたり緩めたりする力が特に強い電動工具です。同じような用途に使う電動工具にドリルドライバー(メーカーよってはドライバードリル)というものがありますが、ネジを締める力、つまりトルクが段違いです。

例えば、ウッドデッキを作るときのように木材に長いネジを締め込んでいく場合、トルクに劣るドリルドライバーでは途中でネジが入っていかなくなってしまうことがありますが、インパクトドライバーならその心配がありません。また固いネジを緩める場合にも重宝します。

構造としては、インパクトドライバーにはハンマーという部品が付いています。これが回転方向に打撃(インパクト)を加えることで、回転力+打撃力で力強くネジを締めます。その分、動作音が大きいこと、パワーが強すぎて繊細な作業に不向きなことが欠点です。

インパクトドライバーのアクセサリー「ビット」

出典:amazon.co.jp

インパクトドライバーには「ビット」と呼ばれるアクセサリーを交換することで様々なタイプのネジに対応することができます。そのため、数種類のビットを揃えておくといざというときに役に立ちます。

また、ワンタッチでビットを交換できるタイプのインパクトドライバーもあり、ネジ締めを行うまえに、ネジ用の穴を開ける場合など、種類の違うドリルビッドを続けて使う際にとても便利です。

インパクトドライバーの選び方

ここからは、インパクトドライバーの選び方についてご説明します。インパクトドライバーは、プロ用・DIY用に多くの機種が販売されています。どれを選べば良いのか分かりにくい電動工具の一つですが、以下のポイントを押えて、自分に合ったものを選んでください。

トルクの数値で選ぶ

最初にチェックすべきポイントはトルクです。トルクというのは、回転力の大きさを表す数値です。単位はN・m(ニュートンメートル)で、数字が大きいほど回転力が大きいことを意味します。

現在の最高数値は205N.m

出典:amazon.co.jp

数字が大きいほどトルクが大きいと書きましたが、現在のところスペック上の最高数値は、DEWALT(デウォルト)の製品の205N・mのようです。日本の2大メーカーであるマキタやHiKOKIの製品では、180N・mが最高値です。この辺りが上限と考えてよいでしょう。

トルクが大きくなると、長尺のネジも簡単に締めこめますし、ボルト締めにも使いやすくなります。トルクの大きな製品はメリットもありますが、インパクトレンチを選ぶ際には他にも検討すべき要素があるので、トルクが高ければそれで良いというものでもありません。

DIYには130~140N.mで十分

出典:amazon.co.jp

特にDIY用の場合は、トルクは高すぎないものを選んだ方がいいでしょう。理由としてはまず、高トルクの高機能の製品はそれだけ価格が高いということがあります。

さらに、トルクが高すぎる製品は、扱い方が悪いと締め付け力が強すぎてネジを締めこむ木材などを割ってしまったり、ネジの頭をつぶしてしまったりする可能性も高まります。

DIYに使う場合、木製の家具を組み立てたりといった通常の用途なら90~100N・mくらいのトルクがあれば十分です。ウッドデッキを作るといった場合のように長尺のネジを締める場合でも130~140N・mくらいあれば足ります。大体このくらいを目安にしてください。

軽さで選ぶ

実際に扱うときのことを考えると、製品の重さは重要なポイントです。重すぎる製品は作業もやりにくいですし、作業時間が長くなると疲れます。

できるだけ軽い製品を選びたいところですが、製品の重さは搭載しているバッテリの重さに左右され、バッテリの重さは電圧や容量によって変わるので、自分が必要とするバッテリ性能との兼ね合いで選ぶ必要があります。

軽さ重視ならペン型や低容量バッテリを

出典:amazon.co.jp

まず、軽さを重視するなら、ペン型と呼ばれる製品があります。軽量で扱いは楽ですが、トルクの面では一般的なインパクトドライバーよりもかなり低めなので、用途に応じて選ぶ必要があります。

また、多くの製品で電圧が同じならバッテリーの容量が選べますが、6.0Ahといった高容量の製品よりも、1.3Ahのような低容量の製品の方が重さが軽くなります。容量の大きさは作業時間の長さにかかわるので、短時間しか使用しない方の場合は、あえて低容量の製品を買うというもの手です。

さらに言えば、交換用のバッテリーを購入するような場合には、容量の違うバッテリーを用意して軽さが欲しいときは低容量のバッテリーを、作業時間が欲しいときは高容量のバッテリーをといったように使い分ける方法もあります。

容量が一緒の場合は低電圧タイプの方が軽量

出典:amazon.co.jp

容量を基準に考えると、高電圧の製品よりも低電圧の製品の方が重さが軽くなる傾向があります。もっとも、電圧が下がるとパワーも落ちるので、トルクの数字なども比較して選ぶ必要があります。

手持ちのバッテリーとの互換性で選ぶ

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電動工具のバッテリーは、基本的に同一メーカーの同じ電圧の製品であれば使い回しが可能です。ただし、プロ用の製品とDIY用の製品とで互換性がなかったり、異なる電圧の製品でも互換性があったりする場合もあるので、注意が必要です。

互換性がある製品を選ぶと、後から購入する電動工具についてはバッテリー・充電器が付属しない本体のみのモデルを選ぶことができます。バッテリーなしの場合、数万円単位で価格が安くなることもありますから、コストを抑えるためにも互換性のある製品を選ぶのはとても重要です。

インパクトドライバーが最初の電動工具という人でも、将来的に他の電動工具も購入するつもりがあるのであれば、バッテリーの互換性も考慮に入れて製品選びをすることをおすすめします。

便利な機能で選ぶ

インパクトドライバーの中には、作業環境や作業内容に合わせた便利な機能を備えた製品もあります。以下に挙げるような点も踏まえて製品を選ぶのが上手な選び方です。

外の作業でも安心な防塵・防滴機能

これはプロ用の電動工具で特に重視されるポイントです。防塵はチリやホコリに強いこと、防滴は雨などの水に強いことを意味します。

防塵・防滴性能が高い製品は、屋外で使用する場合も故障しにくく、タフで使いやすい製品であるといえます。DIY用の場合は、それほど重視しなくても大丈夫ですが、野外でも使いたいという人はチェックしておくべき性能です。

素材に合わせたモード切替機能

インパクトドライバーは、トリガーの握り込みの深さで回転数と打撃数を調節することができます。浅く握ればゆっくり回り打撃数も少なくなり、深く握れば早く回り打撃数も多くなります。

ネジを締める場合には、最初はゆっくり回し、そこから回転数を上げ、締め終わりにはまた回転数を下げるというのが上手にネジを締めるコツです。ただ、このような操作をするためには、少し慣れが必要です。

そこで、回転数・打撃数を自動で調節してくれるモード切り替え機能が搭載されている製品を選ぶと、インパクトドライバーを使い慣れていない人でも上手に締めることができて便利です。

インパクトドライバーのおすすめ人気ランキング10選

ここからは、インパクトドライバーのおすすめ製品をご紹介します。それぞれの製品の特徴を把握して、自分に合った製品があるか探してみてください。

1位 マキタ 充電式インパクトドライバ TD171DRGX

詳細情報
最大トルク:180N・m
サイズ(全長):116mm
重量:1.5kg(バッテリー含む)
機能:打撃モード4段階、楽らく4モード搭載、防滴・防塵構造

打撃モード4段階に「楽らく4モード」を搭載

2018年に発売されたマキタのプロ用インパクトドライバーの中でも新しい機種です。それだけに便利な機能が揃っています。まず打撃モードは、最速・強・中・弱の4段階から選べます。長尺のネジを締めるパワー優先の作業から、小さなネジを締める繊細な作業まで、一台でこなせます。

また、この製品には「楽らく4モード」というものが搭載されていて、木材モード、ボルトモード、テクス用「厚板」モード、テクス用「薄板」モードの4つがあります。ネジを締めこむ素材などに合わせた最適な力加減を自動で調節してくれるので、作業の能率が大幅に上がります。

マキタのプロ用モデルですから、もちろん防塵・防滴性能の高いものを持っています。Amazonのカスタマーレビューでも、この記事を作成している時点で書き込んでいる人の全員が最高評価を付けている、ユーザーの満足度も極めて高い、プロが納得する逸品です。

2位 HiKOKI 14.4Vコードレスインパクトドライバ FWH14DGL(2LEGK)

詳細情報
最大トルク:140N・m
サイズ(全長×高さ):166×221mm(バッテリー装着時)
重量:1.3kg(バッテリー装着時)

コスパのいいHiKOKIのDIY用インパクトドライバー

HiKOKIというブランドには聞き覚えがない人も多いかもしれませんが、日立工機が親会社変更などもあって新たに付けたブランド名です。ブランドは変わりましたが、仕様の変更はありません。

Amazonのカスタマーレビューを見ると、件数が多く、9割以上が星4つ以上の高評価です。長く売れ続けるユーザー満足度の高い製品です。プロ用の新機種と比べると特に優れた機能があるわけではありませんが、手に取りやすい価格で、DIY用としては十分な140N・mのトルクを備えています。

DIY用として十分な機能を備えていてコスパがいい、とてもバランスの取れたインパクトドライバーの定番商品といってもいい製品です。どの製品を選べば良いのか決め手がないという人は、とりあえずこれを買っておけば間違いがないといえる、安心して買える製品です。

3位 ブラックアンドデッカー 18Vマルチツール EVO183P1

詳細情報
最大トルク:140N・m
重量:1.6kg(インパクトドライバーヘッド装着時、バッテリー含む)
機能:ヘッド交換で様々な作業が可能

アタッチメント交換でマルチに使える便利ツール

この製品は厳密にはインパクトドライバーというより、「インパクトドライバーとしても使える」マルチツールです。

ヘッド部分を交換することで、インパクトドライバーのほか、ドリルドライバー、丸のこ、サンダーとしても使えます。サンダーというのは、研磨・塗装はがしなどに使う電動工具です。インパクトドライバーとしても、最大トルク140N・mでなかなかパワフルです。

正直に言って、一つ一つのヘッドの性能は、専用の工具よりも劣る場合が多いと思われますが、4つの電動工具をバラバラに揃えるよりもかなり安価に済みますし、このセットにはない振動ドリルやジグソーのヘッドもありますから、それらを購入すればさらに用途が広がるのは魅力です。

4位 マキタ 充電式インパクトドライバ MTD001DSX

詳細情報
最大トルク:145N・m
サイズ(全長):143mm
重量:1.2kg(バッテリー装着時)

プロ用電動工具のトップメーカーマキタのDIY向けモデル

マキタはプロ用電動工具の分野では世界的にも有名なメーカーです。この製品は、マキタがDIY用に販売している製品の一つです。プロがセカンド機として使うにも十分な145N・mのトルクがありながら、DIY用なので価格は低く抑えられています。

バッテリーの容量が1.5Ahと少し低めなのは欠点といえなくもありませんが、DIY用としては十分ですし、交換用のバッテリーも付属します。付属するバッテリーはマキタのプロ用電動工具とは互換性がないので、この点には注意してください。

5位 マキタ 充電式ペンインパクトドライバ TD022DSHX

詳細情報
最大トルク:25N・m
サイズ(長さ×幅×高さ):227×42×144mm(折り曲げ時)、282×42×52mm(ストレート時)
重量:0.55kg(バッテリー装着時)

従来機より締め付けスピード10%UP!マキタのペン型

ペン型インパクトドライバーの一番の売れ筋商品です。9位の製品と比べると最大回転数が多く、より早くネジを締め付けることができます。また、従来機よりも1回の充電あたりの作業量が約40%もアップしていて、作業の効率化に役立つ製品となっています。

以下は9位の製品とも共通する特徴ですが、作業場所に合わせてストレートタイプとガンタイプの使い分けができ、ドライバの回転をロックして手で増し締めをすることができます。

6位 ベルソス 18Vインパクトドライバー

詳細情報
最大トルク:120N・m
サイズ(長さ×幅×高さ):200×80×255mm
重量:1.7kg(バッテリー装着時)

安さが魅力の18Vインパクトドライバー

かなり低価格のインパクトドライバーです。価格は安いのですが18V機でトルクは120N・m、パワーの点はなかなかです。気になる点は、バッテリーがニカド電池であること。現在の電動工具のバッテリーの主流は高性能のリチウムイオン電池ですから、一世代前の機種といった感じです。

作動時間が短めで、この点がネックとなりますが、交換用の電池が付いているので、交換しながら使えばバッテリー切れの心配は少なくなります。

7位 マキタ 充電式インパクトドライバ TD090DWSPW

詳細情報
最大トルク:90N・m
サイズ(全長):155mm
重量:0.92kg(バッテリー装着時)

小型・軽量の低価格インパクトドライバー

この製品の最大締め付けトルクは90N・mで、ウッドデッキ作成などの作業もできる130~140N・mには少し足りないのですが、普通にDIY用として使うには十分なトルクです。小型で軽い製品が欲しい人で、ペン型ではトルクが足りないといった場合におすすめしたい製品となります。

小型軽量のタイプですが、マキタのプロ用ラインナップの一つなので性能的には折り紙つきです。この製品はバッテリーが1本付属しますが、交換用を含めて2本付属するTD090WXWもあります。

8位 マキタ 充電式インパクトドライバ TD149DZ

詳細情報
最大トルク:165N・m
サイズ(全長):135mm
重量:1.5kg(別売3.0Ahバッテリーを装着した場合)

バッテリーをお持ちならこちらのみでOK

上の「選び方」でも触れたのですが、インパクトドライバーのような電動工具は、バッテリー・充電器が付属しない本体のみで購入すると価格がグッと安くなります。この製品の場合、Amazonの販売価格で比較すると2万円強の差があります。

本体自体の性能は、今回2位にランキングしている上位機種には及びませんが、プロ用のベーシックタイプに位置づけられており、プロが使うにも十分なものです。

9位 パナソニック スティックインパクトドライバー7.2V EZ7521

詳細情報
最大トルク:25N・m
サイズ(長さ×幅×高さ):235×44×146mm(ピストル型時)
重量:0.55kg(バッテリー装着時)

狭い場所での作業に便利なペン型

狭い場所での作業に適したペン型のインパクトドライバー。ペン型なので最大トルクは大きくありません。この点は欠点といえなくもありませんが、小型軽量であることを生かして、普通のインパクトドライバーは入らないような場所でも使えます。

また、ネジ締め部を照らすLEDの他に、本体の下側に大き目のLEDライトが内蔵されているので、床下や天井裏などで作業する場合に作業場所を確認するのに便利です。暗所・狭所での作業に向いた製品です。

10位 HiKOKI 18Vコードレスインパクトドライバ WH18DDLS

詳細情報
最大トルク:177N・m
サイズ(全長×高さ×センタハイト):127×237×29mm
重量:1.5kg(バッテリー装着時)
機能:モード4つ(ソフト、ノーマル、パワー、テクス)、防塵・防水

低負荷でも高負荷でも快適なトリプルハンマ

この製品の特徴であるトリプルハンマというのは、通常は2箇所の打撃箇所を3箇所に増やしたものです。負荷が小さいときは小刻みに打撃することで振動を減らし、負荷が高くなると一つ飛ばして打撃をすることで、1回転に1.5回の打撃になり、強い打撃力で素早くネジを締めることができます。

低負荷でも高負荷でも使いやすい、高機能なインパクトドライバーです。ただ、その分価格が高いのが難点です。

おすすめの商品一覧

製品最安値評価リンク

マキタ 充電式インパクトドライバ ……

1

40,150円

4.73

HiKOKI 14.4Vコードレスインパクト……

2

13,200円

4.62

ブラックアンドデッカー 18Vマルチ……

3

19,441円

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マキタ 充電式インパクトドライバ ……

4

14,800円

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マキタ 充電式ペンインパクトドラ……

5

13,785円

4.7

ベルソス 18Vインパクトドライバー

6

5,280円

3.83

マキタ 充電式インパクトドライバ ……

7

10,338円

4.63

マキタ 充電式インパクトドライバ ……

8

10,100円

4.09

パナソニック スティックインパク……

9

15,498円

4.51

HiKOKI 18Vコードレスインパクトド……

10

40,700円

4.26

インパクトドライバーの使い方

インパクトドライバーの基本的な使い方をご紹介します。メーカーや商品によって多少の違いがありますが、参考にしてみてください。

出典:amazon.co.jp

①まずは使える状態に

お手持ちのインパクトドライバーが充電式の場合、事前にバッテリーを充電をしておくことをお忘れなく。ただし、コンセント式の場合は、誤作動による怪我を防ぐためビットの装着後にコンセントを挿しましょう。

②ビットの装着

ドライバー先端のスリーブにビットを取り付けます。取り付け後は、ビットが外れないか軽く引っ張るなどして確認しましょう。

③回転方向の確認

時計回りor反時計回り、どちらに回すかを設定します。一般的には時計回りで締める、反時計回りで緩める作業になります。

④ネジの締め・緩め作業

ビットの先端をネジの頭に垂直に当てて、ゆっくりと押し付けるように締め進めます。押し付けが足りなかったり急に引いたりすると、ビットがネジから外れるカムアウトの原因になるので注意してください。

締め・緩めのポイント
打撃をせずに軽く締めたいときはトリガーを少しだけ引くようにしてみましょう。また、ビットがネジから外れてしまうときは、片方の空いた手でドライバーの後部を押さえ付けてください。ただし、締めすぎには注意です!

まとめ

インパクトドライバーの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。インパクトドライバーは、プロの方なら必ず持っている電動工具ですし、DIYを始める場合にも最初に購入することも多いものです。

インパクトドライバーは、少し長めのネジを締めたりする場合には是非欲しいものですから、この記事も参考にして自分に合った製品を見つけてください。

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