内張りはがしは、車の内装やパネルを取り外すための専用工具。車内をカスタムする際の必須アイテムで、カインズなどのホームセンターやイエローハットやオートバックスなどの車用品店、またセリアやダイソーなどの100均でも販売されています。
今回の記事では、内張りはがしの選び方と人気おすすめ10選を紹介します。内張りはがしの使い方やコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
この記事でおすすめする商品
内張りはがしの選び方
内張りはがしの選び方は、「素材」「形状」に注目することが大切です。以下に解説していきます。適切なものをを選びましょう。
素材で選ぶ
素材は主に、「プラスチック製」と「金属製」の製品が販売されています。それぞれ得意とする作業が違うので、用途にあった選択をすることが重要です。
柔らかく傷がつきにくいプラスチック製
プラスチック製の内張りはがしは、さまざまな用途に使えます。プラスチック製のものは、金属製と比べて素材自体が柔らかく傷になりにくいのが特徴です。
プラスチック製の製品の用途は、主にインパネ周りの内張りやカーナビなどの取り外し。インパネ付近は、目につきやすく傷がつくと気になります。プラスチック製の柔らかいものを使って、傷を付けないように作業しましょう。
また、プラスチック製の内張りはがしは、種類によって硬さが変わります。硬めの製品は、力を入れてパーツを固定しているクリップを引き抜く際に使いやすいです。
強度がありクリップを引き抜くことに適した金属製
金属製の内張りはがしは、パーツを車内に固定しているクリップを引き抜く際に便利です。金属製のものは強度があるため、強い力を要する作業に適しています。
金属製の内張りはがしを選ぶ際は、先端が尖りすぎていないものを選びましょう。先端が尖っていると傷や怪我の原因になる可能性があるため、注意してください。
また、握りやすいグリップの商品を選ぶことも重要です。 グリップ部分は太めのものが握りやすく、さらに滑り止めがついているものをおすすめします。
形状で選ぶ
形状で選ぶには、「プルタイプ」「ロングタイプ」「幅広タイプ」に分けて考えるのがおすすめです。用途にあった形状の製品を選べるよう、以下で解説します。
汎用性の高いプルタイプ
先端がカーブしている形状の製品は、プルタイプと呼ばれています。先端をテコのように使うことで、少ない力でパーツを外すことが可能。パーツに傷をつけることなく簡単に取り外すことができる汎用性の高い製品。
プルタイプの製品の中には、先端の中央部分がへこんだ形状をしているものがあります。パーツを固定するクリップを外すためのもので、使えば簡単にクリップを外すことが可能。汎用性の高い製品をお探しの方は、先端の形をチェックしてください。
深い場所に届きやすいロングタイプ
パーツの奥深くの固定部分を外す際には、ロングタイプの製品が便利です。通常のタイプでは届かない深い場所も、細長いロングタイプであれば簡単に外せます。
ロングタイプの製品を購入する際には、先端の形状に注意してください。先端がスプーンのようになっているタイプは、パーツの隙間を押し広げながら外せます。一方、先端が鋭く尖っているタイプは、パーツを固定している爪をピンポイントに狙って外すのに便利です。
大きなパーツに便利な幅広タイプ
幅広タイプの内張りはがしは、大きいパーツを外すための工具です。幅広タイプを使用すれば、大きなパーツも簡単かつ手軽に取り外せます。
細いタイプの内張りはがしで無理に作業しても、製品が破損または傷がつく可能性が否定できません。内張りはがしが力に耐えきれず折れてしまう恐れも。その時々の状況によって、上手に使い分けを行っていきましょう。
幅広タイプを選ぶ際は、強度の高い肉厚なタイプを選んでください。パーツに傷を付けないためにも、先端が鋭すぎないものがおすすめです。
色んな種類が欲しいならセットがお得
内張りはがしを何種類も欲しいまたは買い揃えたい方には、セット販売されている製品を検討してみてください。さまざまな形状が集まっているセット商品なら、どんな作業にも対応可能です。
セットを購入する際には、内容をよく確認しましょう。本記事内で解説したプルタイプ・ロングタイプ・幅広タイプがセットに含まれているものがおすすめです。金属製の内張りはがしが入っていれば、なお良いです。
内張りはがしを使う注意点
内張りはがしは、車の内装パネルを外すための道具です。道具を使わなくても外すことのできる部分は、傷防止のため基本的に手で外すことがおすすめ。
万が一、工具を差し込んでも外れない場合は目につかない部分がネジで固定されている場合があります。無理に外そうとすると割れてしまうので、注意してください。
また、内張りはがしは車のさまざまな場所で使用するため、気づかないうちに油汚れが付着してしまう可能性も。こまめにチェックやメンテナンスをして、余計なトラブルを防ぎましょう。
内張りはがしのおすすめ人気ランキング10選
ここからは内張りはがしのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。内張りはがしを購入する際は、作業箇所に合った素材や形を事前にリサーチしておきましょう。
1位 amon (エーモン) 内張りはがし 1427
種類:プル
汎用性の高いamon(エーモン)の定番製品
形状は、ベーシックな短めのプルタイプ。さまざまな作業に対応可能な製品です。先端部分はパーツの隙間に入り込みやすい角度に調整されています。
肉厚に作られているので、耐久性が高く握りやすさも抜群。内張りはがしを1つだけ購入したいのであれば、幅広いシーンに対応できる本商品がおすすめです。
2位 amon (エーモン) 内張りはがしDX 1423
種類:プル
クリップ外しに特化した金属製内張りはがし
クリップ外しに特化した金属製の内張りはがし。先端部分がクリップを挟みやすいように工夫されているので、効率良く作業ができます。
また、曲がっている部分を利用すればテコのように使うことも可能。力をあまり使わずに作業できるので、力仕事にあまり自信がない方はぜひチェックしてください。
3位 amon (エーモン) 内張りはがしAODEA 8385
種類:ロング
奥深くまで差し込めるロングタイプの内張りはがし
パネル内部の奥深くまで差し込むことができるロングタイプの内張りはがし。柔らかい素材で作られているため、内装を傷つけてしまう心配がありません。バールのように、クリップを引き抜くことも可能です。
4位 SUNFLAG (サンフラッグ) 内張りハツリー No.376
種類:プル
初心者でも使いやすいクリップ外し専用の内張りはがし
クリップ外し専用のサンフラッグの内張りはがし。グリップ部分が太めで、とても握りやすい形状。テコの原理でクリップを外せるように軸の部分の角度が調整されています。
とてもベーシックな作りで、使いやすい形状なので、金属製のタイプを初めて購入する方におすすめです。
5位 SK11 (エスケー11) クリップクランプツール NO.800-075S
種類:プル
エラストマー樹脂使用のグリップで使いやすい
内張りとクリップの取り外しに特化した金属製の製品。グリップ部分にエラストマー樹脂のグリップが採用されているのが特徴です。手にとても馴染みやすく、滑りにくくなっています。
サイズは2種類あり、小さいクリップに適したSサイズと、大きめにも対応可能なMサイズから選ぶことができます。使いやすさ重視の方やクリップ外しをスムーズに行いたい方は、ぜひチェックしてください。
6位 amon (エーモン) 内張りはがし S ハードタイプ1425
種類 :プル
クリップの取り外し作業で大活躍
両側の先端をテコのように使える作りが特徴的なamon(エーモン)の内張りはがし。片端はベーシックな作りですが、反対側は、丸いカーブを描くように曲げられています。
これにより、一般的な製品では外しにくい箇所のクリップも簡単に外すことが可能。クリップの取り外しを高頻度で行う方におすすめです。
7位 amon (エーモン) 内張りはがし L 1495
種類:プル
広範囲に対応可能でクリップの取り外しに特化したモデル
大きいタイプのクリップの取り外しに特化した金属製の内張りはがし。先端の内径が大きく作られているため、広い範囲のサイズに対応することが可能です。
クリップを取り外す際は、曲げられた部分を使えばテコの原理で簡単に取り外せます。グリップ部分は、ABS樹脂で太めに作られているため握りやすく使いやすいです。
8位 ASTRO PRODUCTS(アストロプロダクツ ) クリップリムーブハンドルショート CH818
種類:プル
コンパクトサイズで収納も容易短めの内張りはがし
短めのサイズで、とても頑丈な金属製ののクリップ外し特化製品。軸がオフセットしているため、テコの原理を使って簡単にクリップを引き抜くことができます。力が必要な場面で役立つでしょう。
ショートタイプのグリップ部分は柔らかい素材で、狭い場所でも作業しやすいです。狭い場所での作業がある方や力を必要とする場面がある方は、ぜひチェックしてください。
9位 D DOLITY(ディードルティ) トリムクラップ除去ツール 240×80
種類:プル
固いクリップ作業も簡単
しっかりとクリップを挟んで引き抜くことができるプライヤータイプのクリップリムーバー。固いクリップでも簡単に外せるのが特徴です。先端部分が細くなっているので、クリップの下に簡単に差し込むことが可能。
ただし先が尖っているので、少し傷ができやすくなっています。養生テープなどを使用して、傷予防してから使用しましょう。
10位 京都機械工具 クリップクランプツール アングルスタッビ AP209-7A
種類:-
狭い場所の作業も簡単に使える
三つ溝と四つ溝ロックピンの引き抜きに対応可能な京都機械工具製の内張りはがし。短めのサイズなので、特に狭い場所での作業でも使いやすくなっています。
グリップ部分も握りやすい形状なので、力が必要な作業にも対応可能です。細かな作業を行う方は、ぜひ1度チェックしてみましょう。
内張りはがしの代用品とは
費用を抑えたい方のなかには、内張りはがしの代用品を ダイソーやセリア等の100均 で探す方も多いです。どうしても内張りはがしが用意できないのなら、マイナスドライバーやヘラで代用するのも1つの方法。
ただし、専用の工具ではないので傷や破損のリスクがあることを理解した上で作業を行いましょう。代用品の破損や車に傷がついてしまう危険性も。トラブルを未然に防ぐなら、内張りはがしを使った方がよいでしょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
amon (エーモン)内張りはがし 1427
1
|
324円 |
4.35 | |
amon (エーモン)内張りはがしDX ……
2
|
1,000円 |
4.4 | |
amon(エーモン)内張りはがしAODE……
3
|
922円 |
||
SUNFLAG(サンフラッグ) 内張りハ……
4
|
458円 |
4.44 | |
SK11 (エスケー11)クリップクラ……
5
|
423円 |
4 | |
amon (エーモン)内張りはがし S ……
6
|
351円 |
4.37 | |
amon(エーモン) 内張りはがし L ……
7
|
819円 |
4.38 | |
ASTRO PRODUCTS(アストロプロダク……
8
|
418円 |
5 | |
D DOLITY (ディードルティ)トリ……
9
|
870円 |
4.5 | |
京都機械工具 クリップクランプツ……
10
|
1,275円 |
4.7 |
まとめ
内張りはがしは、素材や形にさまざまな種類があります。一式を揃えて本格的に作業するなら、セットで発売されている商品を選びましょう。
比較的安価な代用品もありますが、余計なトラブルを防ぐなら内張りはがしを購入してください。本記事を参考にしながら、自分の希望にあった内張りはがしを見つけましょう。