アンノナ 【モンティコラ】 2号実生ポット苗
商品説明

アンノナ|モンティコラ 実生ポット苗

未知の食用Annonaを育てる楽しみ♪
「アンノナ・モンティコラ」は、褐色の産毛に覆われたハート形の果実を割ると、中には柔らかなカスタード状の果肉。ブラジルのセラードを中心とするサバンナに自生する、ほとんど栽培例のない珍しい食用アンノナです。
Annona monticolaは、ボリビアからブラジル中部にかけて分布するバンレイシ科Annona属の小型低木です。特にブラジル中南部のセラード地域に見られ、低地から中標高のサバンナを原産地とします。
一般的なチェリモヤやアテモヤとは、見た目からしてかなり雰囲気が異なります。
本種を特徴づけるのが「毛」です。大きな葉の裏側には錆色を帯びた短い毛が密生し、さらに果実の表面まで同様の細かな毛で覆われます。葉裏だけを見ると、スターアップルを連想させるような質感を持つと紹介されています。
そして何より面白いのが果実です。
果実はハート形で、成熟すると褐色系の独特な外観になります。その表面にも細かな毛が生えるため、一般的なAnnona属の緑色でゴツゴツとした果実とはまったく違った姿をしています。
この一風変わった果実は食用です。
内部には柔らかいカスタード状の果肉が入り、アメリカでは柔らかく、カスタードのような果肉を持つ食用Annonaとして紹介されています。
ただし、本種について詳細な食味を記録した信頼できる資料はまだ非常に少なく、チェリモヤのように「強い甘味」「特定のフルーツに似た香り」などと断定するのは避けたいところです。珍しい食用Annonaだからこそ、実際に結実させ、その味を確かめること自体が大きな楽しみになる種類だと思います。
樹そのものは比較的小型で、巨大な熱帯果樹にはならず、低木状に成長します。 そのため、将来的に鉢植えで結実を狙うという点でも興味深い種類です。
生育環境についても注目したい植物です。
原産地は典型的な熱帯雨林ではなく、ボリビアからブラジル中部のサバンナで、特にセラードと呼ばれる季節的に乾燥する地域に自生します。 このため、一年中大量の雨が降り続ける純熱帯雨林性のAnnonaとは異なり、日照があり、排水性の高い環境を意識して栽培したい種類です。
耐暑性については原産地から考えて高いとみられ、日本でも暖かい季節には十分な日照を与えて育てるのが適しています。
一方、耐寒性については注意が必要です。耐霜性については現時点では具体的な耐寒温度を示せるだけの情報がありません。 原産地にある程度の標高幅があるからといって、強い霜に耐えると判断するのは危険です。
日本ではまず鉢植えで栽培し、冬季は霜や凍結を避けて管理することをおすすめします。栽培例そのものが少ない植物ですので、日本での耐暑性・耐寒性・結実性については、実際に育てながら確認していく価値があります。
毛に覆われた葉、茶色いハート形の果実、そしてその中に隠されたカスタード状の食用果肉。
Annona monticolaは、完成された優良果樹というより、「まだほとんど知られていない食用Annonaを自分で育て、その可能性を確かめる」という楽しみを持った植物です。チェリモヤやアテモヤ、サワーソップなど一般的なAnnona属からさらに一歩踏み込んで、世界の珍しい果樹を集めたい方におすすめしたいコレクターズプランツです。
私自身も今後、本種についてさらに調査を進め、実際の食味や栽培特性、耐寒性など新しい情報が確認できれば更新していきたいと思います。
イラマ、チェリモヤ等を含むバンレイシ科のフルーツは、日本ではポポーが知られる程度ですが、世界中に様々な品種があり人気となっています。
インドやタイでは、シャカトウやシュガーアップルと呼ばれる甘いフルーツが人気で屋台やスーパーで多く販売されていますし、グアテマラではイラマやオックスハートというバンレイシ科のフルーツが人気です。果皮の色が数十色にもなるバリエーションがあります。さらに、アンデスでは、世界三大美果とされるチェリモヤが人気で、生産されています。
南米ブラジルは極めてバンレイシ科の種数が多く100m歩くと50-100種ものバンレイシ科のフルーツが見つかるとも言われています。その中には毛のはえたランブータンのような見た目のスプラグエイという種や、まるで岩のような見た目なのに、極めて甘くクリームのような食感のマロロなど非常にユニークなものが多いです。
アンノナ 【モンティコラ】の特徴
| 学名 | Annona monticola バンレイシ科 ロリニア属 |
| 開花時期 | 7〜 8月 |
| 花色・大きさ・花形 | 薄黄・(2cm位)・そら豆みたいな形 |
| 香りの強さ | 中香 甘くフルーティーな香り |
| 収穫時期 | 1月〜4月 |
| 果実の大きさ | 豊産性あり |
| 果実の用途 | 生食、加工用(お菓子、ジュースなど) |
| 結果年数 | 2〜5年 |
| 自家結実性 | 1本でなる(自家結実性はありますが、人工授粉を行うと結実率が大きく向上します。) |
| 最終樹高 | 鉢植え:m 〜 2m (落葉小低木) |
| 栽培用途 | 鉢植え、温室、コレクション、観葉植物 |
| 成長の早さ | 早い |
| 植栽適地 | 日本全国(原則、鉢植え栽培) |
| 育てやすさ |
★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、 豊産性あり、耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 | 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 | 契り |







