【クール配送】ニコル・ラマルシュ ラ・グランド・リュ グラン・クリュ [2021]750ml (モノポール)
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商品説明
ラ・グランド・リューを特級に導いた父の遺業を継ぐ、才女による更なる改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ!
1797年からの歴史を持つ家系で20世紀初頭に樽職人であったアンリ・ラマルシュがドメーヌを創設。同じ名前の息子、アンリ・ラマルシュが1933年に結婚した時に、ラ・グランド・リュの畑を相続しました。1985年に引き継いだフランソワ・ラマルシュがラ・グランド・リュのグランクリュ昇格を働きかけ、1989年にINAOが承認し、1992年に正式に認められました。
現在はフランソワの娘のニコルと姪のナタリーがドメーヌを担っており、ニコルが栽培と醸造、ナタリーが営業を担当しています。ニコルによって2010年からは全面的にビオロジック栽培に転換し、品質が向上。2017年までは先代の当主である父の名を冠した「フランソワ・ラマルシュ」の生産者名で活動しておりましたが、2018年より「ニコル・ラマルシュ」に改称。これから、彼女の名前がより広く世間に浸透し、ファンが増えることに注目です。
「ラ・グランド・リュ グラン・クリュ」は、ロマネ・コンティとラターシュに挟まれたモノポールのグラン・クリュでドメーヌを代表する畑(1.65ha)。AOC成立時には1級畑だったが、92年に特級昇格が認められ、91年ヴィンテージから特級となっている。その最高のテロワールから、ラ・ターシュやロマネ・コンティと同格の、勇壮で荘厳なワインが生み出される。
樹齢約30年。木桶で発酵、オーク樽で約16〜20ヶ月熟成。赤系果実にスミレやバラの花びらなどの花々、サンダルウッドやスパイスを感じる複雑で洗練された香り。力強さと緊張感を兼ね備え、緻密で非常にバランスが取れており、長い余韻が楽しめます。
■テクニカル情報■
醸造・栽培、除梗の割合:80〜100%、発酵(樽/タンク):木桶、発酵期間:15〜18日、熟成(樽【新樽率】/タンク):60〜100%、熟成期間:16〜20ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:なし、所有面積:1.65ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:30年、収穫量:32hl/ha、収穫方法:手摘み
Nicole LAMARCHE La Grande Rue Grand Cru Monopole
ニコラ・ラマルシュ ラ・グランド・リュ グラン・クリュ
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ
原産地呼称:AOC. LA GRANDE RUE GRAND CRU
ぶどう品種:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:13%
味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
Francois LAMARCHE / フランソワ・ラマルシュ グランド・リュを単独所有する上質ドメーヌ ブルゴーニュ地方、コート=ドールの核心地帯ともいうべきヴォーヌ=ロマネには、ロマネ=コンティを始めとして4つのグラン・クリュのモノポールがある。そのひとつが、このドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ所有のラ・グランド・リュ。場所はロマネ=コンティとラ・ターシュの間という絶好の立地で、東西およそ300メートル、南北約50メートルの細長い矩形の区画。ロマネ=コンティよりやや小さめの1.7ヘクタール弱の広さに、平均で30年強のぶどうが植わっている。 このグランド・リュ、最も新しいグラン・クリュでもある。1992年ヴィンテージより、以前のヴォーヌ=ロマネ・ラ・グランド・リュというプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった——プルミエ・クリュからグラン・クリュへの格上げは、1981年、モレ=サン=ドニのクロ・デ・ランブレーがプルミエ・クリュからグラン・クリュに格上げになった事例とこのグランド・リュの2例のみだが——。 18世紀の半ば以来、代々ヴォーヌ=ロマネに居住し、ワインを生んできたラマルシュだが、ドメーヌではこのグランド・リュ以外にも3つのグラン・クリュ——グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ——を所有し、合わせると10ヘクタール強の地所のうち、半分をグラン・クリュが占めるというクオリティの高さを誇る。またプルミエ・クリュを始めとするその他の区画もヴォーヌ=ロマネ村中心の構成となっていて、樹齢もグラン・クリュが平均で30年、プルミエ・クリュで40年ほどと安定している。 現在、当主フランソワの娘ニコルがつくりを担当。収穫時に加え、選果台を備えたカーヴと、2段階でしっかりとトリを付す。余分なストレスを与えないよう、果汁とワインの移動はグラヴィティ・フローでおこなっている。ぶどうは除梗——年により2割ほど果梗を残す——はするものの破砕せずに木製——一部イノックス——の発酵槽行きとなる。また、ぶどうが完熟した年——最近では2002年、2003年、それに2005年——にはシャプタリザシオンはなし。低温のマセラシオンの後、アルコール発酵中はルモンタージュをしっかりおこなう。新樽比率は6割から10割と高めで、期間は14ヵ月から20ヵ月におよぶ。そして清澄、フィルターはなしで瓶詰め。 しっかりした色調ながら、濃すぎるということのないワインは、ヴォーヌ=ロマネらしいエレガントさとフィネスを感じさせてくれるもの。リリースされてすぐでも愉しめるが、やはりじっくりと熟成させてこそ全開となる風味、味わいを堪能したい。なかでもフラッグシップのグランド・リュのカリテ・プリには素晴らしいものがあり、接しているグラン・クリュに較べるとその割安感が際立つが、立地、テロワールからすると価格の上昇は時間の問題。なお、2006年のミレジメからニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、レ・クラが加わった。 |