【クール配送】ドメーヌ・ドニ・モルテ シャンボール・ミュジニー 1er オー・ボー・ブリュン [2021]750ml
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商品説明
シャンボール村の下の方に位置する1級畑「オー・ボー・ブリュン」!
2006年、24歳の若さでこの名高いドメーヌの運営を任されることとなった、故ドゥニ・モルテの長男アルノー・モルテ。彼は、メオ・カミュゼとドメーヌ・ルフレーヴで研修。ルフレーヴで研修したのは自身もわずかながら白ワインを手がけ、ビオディナミにも興味があったため。結果、ビオディナミの難しさを理解したという。今日、11.2haの畑はきわめてビオロジックに近く、化学肥料、殺虫剤、除草剤には頼らない栽培がとられている。
アルノーの時代になり、ワインは力強さと同時にフィネスやエレガンスを備えたものとなり、口当たりはまろやかに、喉越しはスムーズに変化しているのは確か。また、アルノーはマルサネやフィサンなどコート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに関心を寄せ、この地域の畑を増やしており、それらのワインの品質がすこぶる高い。ジュヴレ・シャンベルタンに比べてその6割程度の価格で入手可能なマルサネやフィサンは、じつにお値打ちなワインである。
「シャンボール・ミュジニー 1er オー・ボー・ブリュン」は、村の下のほうに位置する1級畑だが、小石が多く、石灰質が強いため水はけは良好。赤い果実の香りが華やかで、しなやかでシルキーなテクスチャーをもつワイン。アルノーが造るようになり、よりテロワールのキャラクターがくっきりとしてきた。
■2021年ヴィンテージ情報■
「私にとっては非常にエレガントで、他に見られないほどのフレッシュな果実味があるので、ブルゴーニュの偉大なヴィンテージのひとつです。そしてこの2021年には、気品さ、優雅さ、そして何よりもブルゴーニュのピノ・ノワールらしいフレッシュさがあります。これは直近のヴィンテージが少し暑く、太陽の影響がより多かったので、私たちが少し忘れ始めていたものです。2021年は気温が低く、雨の多い天候の年に戻りました。しかしこれがブルゴーニュの本当の姿なのです。」アルノー・モルテ
■テクニカル情報■
醸造・栽培、使用酵母:自生酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):オーク樽、熟成期間:18ヶ月、所有面積:23a、土壌:石灰岩、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:コルドン・ロワイヤとギュイヨ・サンプル、平均樹齢:40年、平均年間生産量(本数):1200本、収穫方法:手摘み
DOMAINE DENIS MORTET Chambolle Musigny 1er Cru Aux Beaux Bruns
ドメーヌ・ドニ・モルテ シャンボール・ミュジニー 1er オー・ボー・ブリュン
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー
原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY
ぶどう品種:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
VINOUS:(92-94) ポイント
(92-94)pts Drinking Window 2025 - 2048 From: Dance the Quickstep: Burgundy 2020 (Dec 2021)
The 2020 Chambolle-Musigny Aux Beaux Bruns 1er Cru, containing 50% whole bunch, has an intense bouquet, dark berry fruit mixed with sea cave/marine scents, perhaps a touch of shucked oyster shell here. The palate is medium-bodied with fine-grain tannins, smooth and silky in texture with a fresh, taut and quite persistent finish. You will be smitten by its effervescent personality. - By Neal Martin on November 2021
ジャスパー・モリスMW:90-93 ポイント ★★★
50% plus whole bunches, with the main stem removed, one third new wood. The Beaux Bruns shows a spicy whole bunch nose with some silk to the fruit behind, more Chambolle than it has sometimes been in the past, which Arnaud recognises.
Denis MORTET / ドニ・モルテ 父の遺志を継承しつつ さらにエレガンスを求める 2006年に暦が切り替わって間もなく、ドゥニ・モルテは自らの命を絶った。完璧主義者といわれる彼の心中に、どのような葛藤があったのか。われわれは知る由もない。その遺志を継ぐのは長男のアルノー。24歳の若さでこの名高いドメーヌの運営を任されることとなった。 専門学校を中退し、メオ・カミュゼとドメーヌ・ルフレーヴで研修。13歳の頃からすでに父の手伝いをさせられていたそうだが、2000年以降、フルタイムで働いている。 ドメーヌ・ルフレーヴで研修したのは自身もわずかながら白ワインを手がけ、ビオディナミにも興味があったため。ルフレーヴで働いた結果、ビオディナミの難しさを理解したという。今日、11.2haの畑はきわめてビオロジックに近く、化学肥料、殺虫剤、除草剤には頼らない栽培がとられている。 ドゥニ時代のドメーヌのワインは、いかにもジュヴレ・シャンベルタンらしい、強い抽出と凝縮感をもつワインであった。しかし、息子のアルノーは、抽出が強過ぎるのではないかと父の造るワインに疑問を抱き、2000年にそれを訴えて以降、ピジャージュの頻度を減らすようになったという。醸造法は、原則として完全除梗(2009年のような暑い年は半分くらい全房を含める)のうえ、低温マセレーション。発酵容器はコンクリートタンクを使う。1日1回のルモンタージュと2、3回のピジャージュ。新樽率も父の時代と変わり、以前はほぼ100%新樽熟成だったが、現在は村名ジュヴレ・シャンベルタンで60〜70%まで下げている。熟成期間は18ヶ月。 かつて5つの区画名入りジュヴレ・シャンベルタンを造っていたドゥニ・モルテだが、その後、それらをひとつにまとめた「ジュヴレ・シャンベルタン・メ・サンク・テロワール」に集約。それを今度は以下の3つのキュヴェに整理した。 アン・マトロとオー・ヴェレを中心とするノーマルの村名ジュヴレ・シャンベルタン。コンブ・デュ・デゥシュとアン・ドゥレを中心に樹齢70〜80年の古木を用いて造られる「ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ」。それに1級シャンポーに隣接した、小石の多い樹齢70年の区画、アン・シャンのみから造られる、唯一の区画名付き村名「ジュヴレ・シャンベルタン・アン・シャン」だ。 アルノーの時代になり、ワインは力強さと同時にフィネスやエレガンスを備えたものとなり、口当たりはまろやかに、喉越しはスムーズに変化しているのは確か。また、アルノーはマルサネやフィサンなどコート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに関心を寄せ、この地域の畑を増やしており、それらのワインの品質がすこぶる高い。ジュヴレ・シャンベルタンに比べてその6割程度の価格で入手可能なマルサネやフィサンは、じつにお値打ちなワインである。 ドゥニの訃報が世界中を騒がせた直後はドメーヌの未来を悲観する声も聞かれたが、それはまったくの杞憂。アルノーのワインはすでに父ドゥニのレベルを超えている。 |