【クール配送】フィリップ・パカレ ビュル [2020]750ml (スパークリングワイン)
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法令により20歳未満への酒類の販売はいたしません。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
商品説明
ビオディナミ農法の先駆者であり、自然派ワインの代名詞とも言われる造り手フィリップ・パカレ!
「ディーヴ・ブテイユ」等サロンでも相変わらず大人気の「フィリップ・パカレ」。近年の「フィリップ」のワインは「難しさ」が抜けて「幸せな美味しさ」。故「マルセル・ラピエール」を叔父に持ちディジョン大学で醸造学を学んでいた時に醸造家であり自然な醸造を体系化した「ジュール・ショヴェ」に師事した。
「ジュール・ショヴェ」に学んだヴィニュロンは数多いが「フィリップ」が最後の教え子で全てを学んだと言われている。その後、「プリューレ・ロック」の醸造を10年間担当。彼が「プリューレ・ロック」で造ったワインを一緒に飲む機会があった。D.R.C から醸造責任者の誘いもあったようだが、 2001年「フィリップ・パカレ」として独立した。
「ビュル」は、2020年は75%アリゴテ、25%ピノ・ノワールというセパージュ。ラドワ・セリニーとボンクール・レ・ボワ(ヴォーヌ・ロマネの東)の葡萄を使用。時間をかけて、ゆっくりプレスして野生酵母のみで醗酵。醗酵終了後、澱と共に還元状態で6ヶ月熟成(SO2なし)。翌2月にティラージュ。瓶内2次醗酵。2022年3月にデゴルジュマン。ドサージュなし。
■2020年ヴィンテージ情報■
2020年は2018年、2019年とかなり近い天候でした。季節のサイクルを混乱させる暑さと乾燥が、この3年間定着してしまいました。葡萄樹はこの3年間変化に大きく影響され、学び、自ら生育サイクルを短縮し、環境に適応してくれました。結果、2020年は今までで最も早熟なヴィンテージになりました。コート・ドール、ボジョレー、そして北ローヌでは冬に雨が殆ど降らず、気温も0℃以下に下がることが殆どありませんでした。冬の暖かさが萌芽の時期を早めました。コート・ドールでは4月の気温が異常に高く、葡萄樹は一気に成長を始めます。
5月に入っても気温は上がり続け、心配されましたが、5月の中旬から6月初旬にまとまった雨が降り、開花からの初期段階は平年並みの成長サイクルになりました。7月及び8月は、やはり暑く、乾燥した状態が続きました。8月1日には暴風雨となりましたが、それ以降、雨はほとんど降らず、日差しの強い日と曇りが交互に続きました。8月19日の新月以降も降雨量は僅か。8月後半は少し気温が下がり、爽やかさが戻り、夜間の気温も下がり、過ごしやすくなりました。収穫は8月25日に始まり9月5日に終了しました。もう、バカンスは無いんです。収穫は気候に恵まれ、日差しの心地いい空気の中行われました。
Philippe Pacalet Bulles
フィリップ・パカレ ビュル ヴァン・ムスー・ド・カリテ
生産地:フランス ブルゴーニュ
原産地呼称:VIN MOUSSEUX DE QUALITE
ぶどう品種:アリゴテ 75%、ピノ・ノワール 25%
アルコール度数:11.5%
味わい:スパークリングワイン 白 辛口
Philippe Pacalet / フィリップ・パカレ 全房発酵・自然派の代表格! 色々な野性酵母を活かしきる環境をつくることこそが醸造。そして美味しいワインはいつ飲んでも美味しい。熟成に よる美味しさも大切だが、今美味しいことも重要。進化するフィリップ・パカレ。 ジュール・ショヴェ最後の生徒 「ジュール・ショヴェ」に学んだヴィニュロンは数多いが「フィリップ」が最後の教え子で全てを学んだと言われている。その後、「プリューレ・ロック」の醸造を10年間担当。彼が「プリューレ・ロック」で造ったワインを一緒に飲む機会があった。D.R.C から醸造責任者の誘いもあったようだが、 2001年「フィリップ・パカレ」として独立した。 野性酵母と発酵温度 発酵は「セミ・マセラシオン・カルボニック」による全房発酵。発酵中の温度管理は行わない。発酵温度を調整すると一部の酵母しか働かない。その酵母が作る味になる。それは複雑味やその畑の個性を感じさせない単純な味ということ。アルコール発酵後は228L樽でマロラクティック発酵及び熟成。熟成中はできる限り酸素との接触を避け、澱と接触した還元的な状態においておく。醸造中はSO2を一切添加しない。瓶詰め前に必要最低量のみ添加。早く消費する「ボジョレー・ヌーヴォー」は完全SO2無添加で造ることもある。 自然なワイン造りは化学でもある |