【クール配送】ドメーヌ・レシュノー クロ・ド・ラ・ロシュ グラン・クリュ [2020]750ml
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法令により20歳未満への酒類の販売はいたしません。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
商品説明
樹齢60年、年産1樽半の希少なキュヴェ!
2002年にWA100点を付けた最高峰クロ・ド・ラ・ロッシュ!
フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営するこのドメーヌは、1986年創業の若さながら瞬く間に高評価を得て成長した。今はなきモランというネゴシアンで働いていた父、フェルナンがふたりに残した畑はわずか3ha。それを18アペラシオン(年によって変動あり)、およそ10ヘクタールの規模にまで拡大させたのだ。
ニュイ・サン・ジョルジュを拠点とするドメーヌだが、畑はさまざまな村に点在。ブドウ栽培は事実上のビオロジックで、いくつかビオディナミ的な調合物も使っている。しかし、認証を得るつもりはまったくない。醸造方法をみると、原則的に100%除梗だがヴィンテージとクリマによってはいくらか梗を残す。10〜12度の低温マセレーションを4、5日続けた後、自然にアルコール発酵。トータルで3週間のキュヴェゾンを行う。その後、およそ16ヶ月の樽熟成。村名ワインでは新樽率は20-25%、1級で40%、特級は100%に上がる。
レシュノーのワインは果実味豊かで丸いタンニン。若いうちから楽しめる心地よさが人気の秘訣だ。
「クロ・ド・ラ・ロシュ グラン・クリュ」は、がっしりとしたストラクチャーとミネラル感の強さはクロ・ド・ラ・ロッシュならでは。そこにレシュノーらしい果実味の高さが加わり、じつにバランスよく、若いうちからでも顔を顰めるようなことにはならない。アフターにはスパイシーなニュアンスとミネラルが長く続く。
■テクニカル情報■
醸造・栽培、除梗の割合:60%、発酵(樽/タンク):木桶、発酵温度:30度、発酵期間:3週間、使用酵母:自生酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):100%、熟成期間:18ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:しない、所有面積:0.46ha、土壌:粘土石灰質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、平均樹齢:60年、密植度:10000本/ha、平均年間生産量(本数):450本、収穫量:35hl/ha、収穫方法:手摘み、農法:ビオロジック、BIO認証団体:なし
PHILIPPE ET VINCENT LECHENEAUT CLOS DE LA ROCHE GRAND CRU
フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー クロ・ド・ラ・ロシュ グラン・クリュ
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ
原産地呼称:AOC. CLOS DE LA ROCHE
ぶどう品種:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
Philippe et Vincent LECHENEAUT / レシュノー 凝縮感に優れたワインを生む、今最も注目すべきドメーヌ ニュイの町に拠を置き、コート・ド・ニュイ全域に区画を所有するドメーヌは、父フェルナンの死後、1980年代後半よりフィリップとヴァンサンの兄弟が継ぎ、90年代の半ばからはその評価をぐんと上げた。現在は1957年生まれの兄フィリップが主に耕作を担当し、弟ヴァンサン——7歳年下の1964年生まれ——がつくりを受け持つ。 現在ドメーヌは11ヘクタールの広さがあり、所有するグラン・クリュはクロ・ド・ラ・ロシュ——0.08ヘクタールしかない区画は最上部にあり、ユベール・リニエとデュジャックに囲まれている——のみだが、そのクロ・ド・ラ・ロシュとニュイのダモードの耕作は馬でおこなっている。また1990年代後半からはビオにも取り組み、現在ドメーヌの大半の耕作はビオロジークでおこなわれている。 レシュノーのここ数年の人気には目を見張るものがあり、最上のキュヴェであるクロ・ド・ラ・ロシュ、それにプルミエ・クリュの入手は非常に困難を極める状態となってしまった。較べるとまだ市場で目にすることのできるヴィラージュ・クラスだが、これが侮れない。例えばモレ=サン=ドニのクロ・デゾルムとニュイ=サン=ジョルジュのダモードだが、前者はプルミエ・クリュとヴィラージュ半々、またニュイのダモードもプルミエ・クリュ側が7割、ヴィラージュの区画が3割という構成の、非常なカリテ・プリなもの。またACブルゴーニュには単なるブルゴーニュとリュー=ディ表記のブルゴーニュ・クロ・プリュールがあり、後者は、クロ・ド・ヴージョのすぐ下の区画からつくられている。 芽掻きにヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、収量は低く抑える。選果の後、ぶどうはMPFにより色素や構成要素の抽出を十二分に図る。新樽の比率はレジオナルで1割から2割、ヴィラージュで5割、プルミエ・クリュとグラン・クリュは全てという割合。ドメーヌではワインとオリはなるべく長く一緒に置くという信条のもと、オリ引きは瓶詰め前の1回のみで、当然清澄もフィルターもなし。全般に新樽の割合は高いが、ワインは樽臭さなど微塵も感じさせない仕上がりで、ドメーヌの水準の高さを如実に示している。 ワインは現在ブルゴーニュで主流をなす、深い色合いと濃厚な果実味、そして滑らかなタンニンというスタイル。とはいえ、出すぎた果実味等はなく、バランスにも優れた奥行きも十分の、ともかくおいしいブルゴーニュであり、かなり高い満足感が得られる。また、赤がメインのドメーヌであるが、オート・コート・ド・ニュイやの白など、赤に劣らぬ果実味に満ちた味わいが愉しめる。 これからリリースされる2004年ヴィンテージだが、ドメーヌではヴィラージュ・クラスで従来の半分にまで収量を減らした。ワインはそれぞれのテロワールの特質がよく感じられる、ブルゴーニュの愉しみに満ちた仕上がりとなっている。なお、2005年ヴィンテージよりショレ=レ=ボーヌの赤が加わり、また、パストゥグランとアリゴテは2004年ヴィンテージから合成コルクの使用を開始した。 |