【クール配送】シャトー・レ・トロワ・クロワ [2018]750ml 【2018ボルドー】
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商品説明
ムートンやオーパス・ワンを手がけたムートンの元醸造長パトリック・レオン一家のワイン
2018年は同年12月に逝去したパトリック・レオンが関わった最後のヴィンテージです。ベルトランをはじめとする彼の家族は、このヴィンテージを彼へのオマージュとして特別な想いを込めて造りあげました。
シャトー・レ・トロワ・クロワは、ムートンやオーパス・ワンを手がけた天才醸造家パトリック・レオンがボルドーのフロンサックにシャトーを購入し、家族と共に始めたワイナリーです。パトリック・レオンがこのシャトーの購入を決めた理由は、標高の高さと最高のテロワールにあります。標高86メートルのブドウ畑は、フロンサックで最も高地に位置し、風が強く春は暖かで、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が広がっています。サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができます。土壌はサン・テミリオンに共通する粘土石灰岩質で、土壌の豊富なミネラルがワインの味わいに余すところなく反映されます。
2018年に亡くなった今は亡きパトリックと共に1995年からワイン作りを始めた息のベルトランが今ではワイナリーの運営を担っています。パトリックから惜しみない助言を受けながらベルトランが手塩にかけて育ててきたブドウは、年々品質が向上しています。作り手が区画ごとの特色の違いを熟知しているため、ヴィンテージを重ねる度に技術の向上がワインの味わいに反映されています。ボルドーのワイン市場を左右する評論家のロバート・パーカーも新しいヴィンテージが出る度に試飲し、その実力を高く評価しています。
「レ・トロワ・クロワ」は、トロワ・クロワとは「3本の十字架」という意味で、シャトーのブドウ樹が育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの村にそびえる3つの教会の塔に由来しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16カ月間熟成されます。主要品種であるメルロは、通常、柔らかなタンニンのワインに仕上がりますが、フロンサックは砂の多い土壌なのでワインもタンニンを強く感じる特性を示します。
この強いタンニンをうまく生かしながら良質なワインに仕立てようとしています。コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。この価格帯のボルドーワインとしては驚くほど深みと立体感がある素晴しいワインです。若い果実味、スモーク、ジビエ、バニラ香、ハーブなど複雑な香りにボリュームのあるタンニンですが、柔らかさを感じます。 アフターにバラのニュアンスもありとてもリッチなワインです。
植樹比率は80%がメルロ、20%がカベルネ・フランです。これは、粘土・石灰岩質土壌に極めて理想的な植樹比率です。このワインは非常に食事と相性が良く、肉料理や魚料理(※スパイシーな味付けの料理を除く)とよく合います。ワインの状態が安定するまでロゼであれば瓶詰から最低3ヶ月、ルージュであれば瓶詰後、最低1年間は寝かせる必要があります。瓶詰後2年間は非常にフルーティで、その後はミネラル感とややスパイシーな風味を増してゆきます。(ベルトラン・レオンより)
■相性料理■
ビーフや赤身肉など香りの濃い肉料理、シーバスやマグロなどの魚を使った料理。(提供温度:17〜18℃)
■2018年ヴィンテージ情報■
この年の生育期は、春は高温多湿で、夏は高温で乾燥していました。春に萌芽を迎え、ブドウの樹はストレスなく例年通り順調に成長しました。6月上旬に乾燥した天候が続き、開花が早まりました。その後、湿度が高くなり、まれにみるベト病が発生しました。7月12日頃には湿度は下がり、暑く乾燥した理想的な気候が10月末まで続いたことで、適熟したブドウを収穫することができました。
■テクニカル情報■
産地:ボルドー右岸地区(AOCフロンサック)
畑面積:18ha 土壌:粘土・石灰岩質 畑の標高:86m (フロンサックで最も高地)
平均樹齢:45年(18haのうち6haは樹齢50〜70年の古樹の区画、樹齢25年以下の若木はセカンドワインにブレンド。)
品種:メルロ88%、カベルネ・フラン12%
アルコール:14% 前後
醸造:木製の発酵タンクを使用し28℃以下の低温で長時間マセラシオン。定期的にルモンタージュとピジャージュを施しながら、品種ごとに個別に4〜5週間かけて発酵。一部新樽を含む木樽で最大18ヶ月熟成。
Chateau Les Trois Croix
シャトー・レ・トロワ・クロワ
生産地:フランス ボルドー
原産地呼称:AOC. FRONSAC
ぶどう品種:メルロ 88%、カベルネ・フラン 12%
アルコール度数:14.0%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
ワインアドヴォケイト:92 ポイント
パーカーポイント92点:深みのある紫がかった暗い色調。煮詰めたブラックチェリーやプルーン、ブラックベリーのジャムを思わせる大胆なアロマに加え、五香粉、樹皮、黒トリュフやリコリスのニュアンスがグラスから豊かに香り立つ。ふくよかで凝縮感のあるフルボディの味わい。黒果実が口中を包み込み、ビロードのような滑らかさとフレッシュ感に続いて、パンチの効いたスパイシーな後味が広がる。 ≪飲み頃:2022-2039年|2021/4/23掲載≫
vinous:92 ポイント
ヴィノス92点:2018年のレ・トロワ・クロワは、樽からテイスティングした時と同様に素晴らしい。 黒いダークフルーツ、チョコレート、甘草、スパイス、エスプレッソ、メンソールの風味が数段レベルアップしている。 この華やかでジューシーなフロンサックのワインは期待通りだ。 すぐに飲める外向的なスタイル。≪飲み頃:2021-2033年|2021/3掲載 アントニオ・ガッローニ≫
ジェームス・サックリング:91 ポイント
ジェームス・サックリング91点:ブラックプラムやカシス、クローブ、ドライハーブ、大地の香りが漂う。ミディアムボディの味わいで、力強く、グリップの効いたタンニンを持つ。堅牢でストラクチャーのあるフィニッシュ。もう少し寝かせると、円やかになるだろう。 ≪飲み頃:2024年以降|2021/3/3掲載≫
Les Troix Croix / レ・トロワ・クロワ ムートン・ロートシルトやオーパス・ワンを手がけたパトリック・レオンが自らシャトーを購入し、家族と共に造っているワインです。 この土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられ、その名前はこの土地のブドウの木の育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村にそびえる3つの教会の塔に由来しています。シャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入口にかかる石のアーチは1712年まで遡ります。パトリック・レオンがこのシャトーに決めた理由のひとつには標高の高さがあります。この畑はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い所に位置し(風が強く、春の霜が下りない、水はけも良い)、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所です。サン・テミリオン、ポムロルもここから見渡すことができます。 ブドウは対処農法、減農薬で栽培され、木の刈込から始まり年間を通して丹念に管理され、その質が保たれています。“早摘み”(ブドウの質の向上のため未熟なブドウの一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質なブドウの管理の一部をなしています。日照時間を長くするため、6月には北と東の葉を落とし、7月には反対側の葉を落とします。ブドウはしっかりと完熟させ、表情豊かで高品質なワインを造るために、選別には特に時間を掛けます。手摘みした後、2度選別、房に傷が付かないよう小さなバスケット(一箱10〜11キロ)に入れられ、その後ゆっくりと時間を掛けて抽出を行い力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていきます。2004年1月の引退から、パトリック・レオンは妻イヴェットと子供ステファニー、ベルトランが取り仕切る家族所有のシャトー・レ・トロワ・クロワに惜しみない助言を与えています。 |