汝の敵を愛せ:Dangerous Emotions(中古品)
6,700円(税込)
配送情報
お届け予定日:7月3日〜7月11日
※一部地域・離島につきましては、表示のお届け予定日期間内にお届けできない場合があります。還元予定
ポイント還元0P(1%)
ロットナンバー
625236178
商品説明
(中古品)
汝の敵を愛せ:Dangerous Emotions
【ブランド名】
アルフォンソ リンギス: author; Lingis,Alphonso: original_name; 裕子, 中村: translator;
【商品説明】
出版社からのコメント アルフォンソ・リンギスは、こんにち、最も異彩をはなつ哲学者である。この本では、私たちを、イースター島、日本、ジャワ、ブラジルへの旅に連れだす。彼は、なみはずれた描写力で、無垢、罪悪への愛、喜びと暴力との関係、動物の宗教について、私たちに語りかけてくる。仕事や理性の領域が崩れたとき、私たちは、不安とともに、喜びに満ちた興奮や恍惚感を感じるのではないか? 私たちは、死を受け入れることだけでなく、臨終の喜びをも理解できるのではないか? リンギスは、異邦の土地での日常生活から生じる強烈な体験から、理性を出しぬき凌駕する情動や熱情を描きだす。 リンギスは、哲学のテクストの諸要素を、とくにメルロ=ポンティ、レヴィナス、ギブソン、そしてニーチェ、ドゥルーズの諸要素を、さまざまな土地や文化での日常生活から生じる奇妙な経験と混ぜあわせる。その印象的で大胆な表現は、哲学や文学、社会学といった領域だけでなく、フェミニズムやポストコロニアリズム論のあいだでも、さまざまな議論を引き起こしてきた。 この本は、哲学によって見落とされがちな、自分を浪費することの喜びに満ちた瞬間、侵害されることに身を晒すという出来事を探究している。それは、哲学が生を理解し生をよく生きる方法を提供しようとすれば、ぜひとも扱わなければならないような瞬間であり出来事である。【原書Dangerous Emotions裏表紙のエディターレビューを訳出して転載】 【担当編集者より】 リンギスの本を最初、原著で読んだときの衝撃は忘れられない。彼のいくつかのテクストを、日本語の空間に導入しようと、すぐに決めた。そしてかなりの時間がかかったが、ようやく刊行することができた。 リンギスの文章は、哲学とも小説ともいえない。どの棚に置けばよいのか、書店員を戸惑わせる。旅行記でもあり動物学でもあり、かといって、エッセーと呼ばれる大ざっぱな括りに分類することさえできない、そういった特異な表現だ。「哲学書」の中に見られるような難しい言葉は、なに一つ使っていない。彼は、ひたすら美しい描写を繰り返し、読む者の情動に直接訴えかける。そして情動による抵抗を呼びかける。メルロ=ポンティ、レヴィナス、ギブソン、ニーチェ、バタイユ、ドゥルーズ……といった人たちの思考の痕跡が、たしかに彼の思想のなかに流れているようだが、そんな名前すら知らずとも、ページを繰る手が休むことなく——笑いと衝撃、高揚感と力動性をもって——読めるような本になっている(そしてこの日本語訳もそうなっていると思う)。 彼は、世界の貧しさの中で死にゆく者たち、何も共有していない者たちの傍らに寄り添い、彼と彼ら/かの女らの、官能の煌めきと情動の熱い力を描きつづけている。たとえば、それはそこに、こんなふうに……。 「自分を魅了するひとと効果的にコミュニケートするというのは、相手の統一、性質、独立性、自立性を打ち破る、つまり相手を傷つけるということである。精神的・物質的統一の裂け目を通じてのコミュニケーションは、結果を考慮することなく、渦を巻く。コミュニケーションそれ自体が「善」であるわけではない。コミュニケーションは将来への配慮をことごとく排除する。コミュニケーションは利害へのいかなる配慮も排除する。それゆえ、起こることや存在するものに直面して苦しむひとすべてに、私たちは惹かれるのだ。」(本書163頁より) 【著者紹介】 アルフォンソ・リンギス Alphonso Lingis(1933-)哲学者 リトアニア系移民の農民の子どもとしてアメリカで生まれる。ベルギーのルーヴァン大学で哲学の博士号を取得。ピッツバークのドゥケーン大学で教鞭をとった後、現在はペンシルヴァニア州立大学の哲学教授。世界のさまざまな土地で暮らしながら、鮮烈な情景描写と哲学的思索とが絡みあった著作を発表しつづけている。メルロ=ポンティ『見えるものと見えないもの』、レヴィナス『全体性と無限』、クロソフスキー『わが隣人サド』の英訳者でもある。本書以外の著作に『何も共有していない者たちの共同体』(洛北出版刊行予定)などがある。 内容(「BOOK」データベースより) イースター島、日本、ジャワ、ブラジル…旅をすみかとする哲学者リンギスがその土地で出遭った強烈な体験をもとに理性を越える熱情や情動のありかへ案内する。 内容(「MARC」データベースより) イースター島、日本、ジャワ、ブラジル…。旅をすみかとする哲学者リンギスが、その土地で出遭った強烈な体験をもとに、理性を越える熱情や情動のありかへ案内する。自分の力を浪費するための哲学。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) リンギス,アルフォンソ 1933‐。哲学者。リトアニア系移民の農民の子どもとしてアメリカで生まれる。ベルギーのルーヴァン大学で哲学の博士号を取得。ピッツバークのドゥケーン大学で教鞭をとった後、現在はペンシルヴァニア州立大学の哲学教授。世界のさまざまな土地で暮らしながら、鮮烈な情景描写と哲学的思索とが絡みあった著作を発表しつづけている 中村/裕子 1965年生。2000年、神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学。現在、神戸大学非常勤講師。専門は英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
イメージと違う、必要でなくなった等、お客様都合のキャンセル・返品は一切お受けしておりません。
中古品の場合、基本的に説明書・外箱・ドライバーインストール用のCD-ROMはついておりません。
商品名に「限定」「保証」等の記載がある場合でも特典や保証・ダウンロードコードは付いておりません。
写真は代表画像であり実際にお届けする商品の状態とは異なる場合があります。
中古品の場合は中古の特性上キズ、汚れがある場合があります。
他モールでも併売しておりますので、万が一お品切れの場合はご連絡致します。
ご注文からお届けまで
1.ご注文
ご注文は24時間受け付けております
2.注文確認 ご注文後、注文確認メールを送信します
3.在庫確認
在庫切れの場合はご連絡させて頂きます。
※中古品は受注後に、再メンテナンス、梱包しますのでお届けまで3〜7営業日程度とお考え下さい。
4.入金確認
前払い決済をご選択の場合、ご入金確認後、配送手配を致します。
5.出荷
配送準備が整い次第、出荷致します。配送業者、追跡番号等の詳細をメール送信致します。
6.到着
出荷後、1〜3日後に商品が到着します。
※離島、北海道、九州、沖縄は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
汝の敵を愛せ:Dangerous Emotions
【ブランド名】
アルフォンソ リンギス: author; Lingis,Alphonso: original_name; 裕子, 中村: translator;
【商品説明】
出版社からのコメント アルフォンソ・リンギスは、こんにち、最も異彩をはなつ哲学者である。この本では、私たちを、イースター島、日本、ジャワ、ブラジルへの旅に連れだす。彼は、なみはずれた描写力で、無垢、罪悪への愛、喜びと暴力との関係、動物の宗教について、私たちに語りかけてくる。仕事や理性の領域が崩れたとき、私たちは、不安とともに、喜びに満ちた興奮や恍惚感を感じるのではないか? 私たちは、死を受け入れることだけでなく、臨終の喜びをも理解できるのではないか? リンギスは、異邦の土地での日常生活から生じる強烈な体験から、理性を出しぬき凌駕する情動や熱情を描きだす。 リンギスは、哲学のテクストの諸要素を、とくにメルロ=ポンティ、レヴィナス、ギブソン、そしてニーチェ、ドゥルーズの諸要素を、さまざまな土地や文化での日常生活から生じる奇妙な経験と混ぜあわせる。その印象的で大胆な表現は、哲学や文学、社会学といった領域だけでなく、フェミニズムやポストコロニアリズム論のあいだでも、さまざまな議論を引き起こしてきた。 この本は、哲学によって見落とされがちな、自分を浪費することの喜びに満ちた瞬間、侵害されることに身を晒すという出来事を探究している。それは、哲学が生を理解し生をよく生きる方法を提供しようとすれば、ぜひとも扱わなければならないような瞬間であり出来事である。【原書Dangerous Emotions裏表紙のエディターレビューを訳出して転載】 【担当編集者より】 リンギスの本を最初、原著で読んだときの衝撃は忘れられない。彼のいくつかのテクストを、日本語の空間に導入しようと、すぐに決めた。そしてかなりの時間がかかったが、ようやく刊行することができた。 リンギスの文章は、哲学とも小説ともいえない。どの棚に置けばよいのか、書店員を戸惑わせる。旅行記でもあり動物学でもあり、かといって、エッセーと呼ばれる大ざっぱな括りに分類することさえできない、そういった特異な表現だ。「哲学書」の中に見られるような難しい言葉は、なに一つ使っていない。彼は、ひたすら美しい描写を繰り返し、読む者の情動に直接訴えかける。そして情動による抵抗を呼びかける。メルロ=ポンティ、レヴィナス、ギブソン、ニーチェ、バタイユ、ドゥルーズ……といった人たちの思考の痕跡が、たしかに彼の思想のなかに流れているようだが、そんな名前すら知らずとも、ページを繰る手が休むことなく——笑いと衝撃、高揚感と力動性をもって——読めるような本になっている(そしてこの日本語訳もそうなっていると思う)。 彼は、世界の貧しさの中で死にゆく者たち、何も共有していない者たちの傍らに寄り添い、彼と彼ら/かの女らの、官能の煌めきと情動の熱い力を描きつづけている。たとえば、それはそこに、こんなふうに……。 「自分を魅了するひとと効果的にコミュニケートするというのは、相手の統一、性質、独立性、自立性を打ち破る、つまり相手を傷つけるということである。精神的・物質的統一の裂け目を通じてのコミュニケーションは、結果を考慮することなく、渦を巻く。コミュニケーションそれ自体が「善」であるわけではない。コミュニケーションは将来への配慮をことごとく排除する。コミュニケーションは利害へのいかなる配慮も排除する。それゆえ、起こることや存在するものに直面して苦しむひとすべてに、私たちは惹かれるのだ。」(本書163頁より) 【著者紹介】 アルフォンソ・リンギス Alphonso Lingis(1933-)哲学者 リトアニア系移民の農民の子どもとしてアメリカで生まれる。ベルギーのルーヴァン大学で哲学の博士号を取得。ピッツバークのドゥケーン大学で教鞭をとった後、現在はペンシルヴァニア州立大学の哲学教授。世界のさまざまな土地で暮らしながら、鮮烈な情景描写と哲学的思索とが絡みあった著作を発表しつづけている。メルロ=ポンティ『見えるものと見えないもの』、レヴィナス『全体性と無限』、クロソフスキー『わが隣人サド』の英訳者でもある。本書以外の著作に『何も共有していない者たちの共同体』(洛北出版刊行予定)などがある。 内容(「BOOK」データベースより) イースター島、日本、ジャワ、ブラジル…旅をすみかとする哲学者リンギスがその土地で出遭った強烈な体験をもとに理性を越える熱情や情動のありかへ案内する。 内容(「MARC」データベースより) イースター島、日本、ジャワ、ブラジル…。旅をすみかとする哲学者リンギスが、その土地で出遭った強烈な体験をもとに、理性を越える熱情や情動のありかへ案内する。自分の力を浪費するための哲学。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) リンギス,アルフォンソ 1933‐。哲学者。リトアニア系移民の農民の子どもとしてアメリカで生まれる。ベルギーのルーヴァン大学で哲学の博士号を取得。ピッツバークのドゥケーン大学で教鞭をとった後、現在はペンシルヴァニア州立大学の哲学教授。世界のさまざまな土地で暮らしながら、鮮烈な情景描写と哲学的思索とが絡みあった著作を発表しつづけている 中村/裕子 1965年生。2000年、神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)単位取得退学。現在、神戸大学非常勤講師。専門は英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
イメージと違う、必要でなくなった等、お客様都合のキャンセル・返品は一切お受けしておりません。
中古品の場合、基本的に説明書・外箱・ドライバーインストール用のCD-ROMはついておりません。
商品名に「限定」「保証」等の記載がある場合でも特典や保証・ダウンロードコードは付いておりません。
写真は代表画像であり実際にお届けする商品の状態とは異なる場合があります。
中古品の場合は中古の特性上キズ、汚れがある場合があります。
他モールでも併売しておりますので、万が一お品切れの場合はご連絡致します。
ご注文からお届けまで
1.ご注文
ご注文は24時間受け付けております
2.注文確認 ご注文後、注文確認メールを送信します
3.在庫確認
在庫切れの場合はご連絡させて頂きます。
※中古品は受注後に、再メンテナンス、梱包しますのでお届けまで3〜7営業日程度とお考え下さい。
4.入金確認
前払い決済をご選択の場合、ご入金確認後、配送手配を致します。
5.出荷
配送準備が整い次第、出荷致します。配送業者、追跡番号等の詳細をメール送信致します。
6.到着
出荷後、1〜3日後に商品が到着します。
※離島、北海道、九州、沖縄は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
(中古品)汝の敵を愛せ:Dangerous Emotions//アルフォンソ リンギス: author; Lingis,Alphonso: original_name; 裕子, 中村: translator; /出版社からのコメント
アルフォンソ・リンギスは、こんにち、最も異彩をはなつ哲学者である。この本では、私たちを、イースター島、日本、ジャワ、ブラジルへの旅に連れだす。彼は、なみはずれた描写力で、無垢、罪悪への愛、喜びと暴力との関係、動物の宗教について、私たちに語りかけてくる。仕事や理性の領域が崩れたとき、私たちは、不安とともに、喜びに満ちた興奮や恍惚感を感じるのではないか? 私たちは、死を受け入れることだけでなく、臨終の喜びをも理解できるのではないか? リンギスは、異邦の土地での日常生活から生じる強烈な体験から、理性を出しぬき凌駕する情動や熱情を描きだす。
リンギスは、哲学のテクストの諸要素を、とくにメルロ=ポンティ、レヴィナス、ギブソン、そしてニーチェ、ドゥルーズの諸要素を、さまざまな土地や文化での日常生活から生じる奇妙な経験と混ぜあわせる。その印象的で大胆な表現は、哲学や文学、社会学といった領域だけでなく、フェミニズムやポストコロニアリズム論の
レビュー
商品の評価:
-点(0件)
お店の情報
お店の評価:
-点(0件)
連絡・応対
-
配送スピード
-
梱包
-