情緒発達の精神分析理論 自我の芽ばえと母なるもの (現代精神分析双書第II期)(中古品)
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(中古品)
情緒発達の精神分析理論 自我の芽ばえと母なるもの (現代精神分析双書第II期)
【ブランド名】
岩崎学術出版社
D.W.ウィニコット: author; 牛島 定信: translator;
【商品説明】
内容紹介 D.W.Winnicottには次の3冊の学術論文集がある。 1.Collected Papers;Through Paediatrics to Psycho anaalysis,Tavistock Publication, London,1958. 2.The Maturational Processes and the Facilitating Environment;Studies in the Theory of Emotional Development,Hogarth P ress,London,1965. 3.Playing and Reahty,Tavistock Publication,London,1971. 本書は第2の論文集の訳出である(都合により3編は割愛した)。1957-63年にかけて発表された諸論文が収録されている。この時期は,彼の情緒発達理論がほぼ完成した時期である。つまり,第1の論文集は,彼がまだ教育分析やスーパービジョンをうけているころに書かれたものから,次第に彼独自の諸発見がなされた時期のものである。将来の発展を約束するような彼の鋭敏多感さを随所に認めることができるが,まだその断片性は否定し難く,全体を包括する理論構成に乏しい。それに比べて,第2の論文集になると,彼の自我理論,情緒発達論が洗練され公式化されて,さらには,疾病論が展開されるに至っているのである。それは,H.Hartmannの生物学的発想(自我心理学)ともMelanie Kleinの内的世界偏重主義とも違った,特異な理論的境地である。そういう意味では,Winnicottを理解するには,本書がもっとも手取り早いように思う。第3の論文集は,精神の更なる健康を求めての, 創造的活動の世界についての論文である。ところで,本書の原題「成熟過程と発達促進的環境」は,彼の理論をもっとも的確に表現したものといわれている。しかしながら,原題が日本語に移しかえられたときにわたくしたちに与える語感は,Winnicottのもち味とは隔越した感じがしてならない。そのために,「自我の芽ばえと母なるもの」という意訳を採用し,それを副題にあてることにした。 目次 まえがき 編者の覚書 序説 謝辞 第1部 情緒発達理論 1.精神分析と罪悪感(1958) 2.一人でいられる能力(1958) 3.親と幼児の関係に関する理論(1960) 4.子どもの情緒発達における自我の統合(1962) 5.健康なとき,危機状況にあるときの子どもに何を供給するのか(1962) 6.思遣りをもつ能力の発達(1963) 7.個人の情緒発達にみられる依存から独立への過程(1963) 8.道徳と教育(1963) 第2部 精神分析理論と技法 9.子どもの直接観察の精神分析に対する寄与(1957) 10.潜伏期の児童分析(1958) 11.疾患分類:精神分析学ははたして精神医学的疾患分類に寄与したか(1959-194) 12.本当の,および偽りの自己という観点からみた自我の歪曲(1960) 13.逆転移 14.精神分析的治療の目標(1962) 15.Kleinの貢献に対する私的見解(1962) 16.交流することと交流しないこと:あつ対立現象に関する研究への発展(1963) 17.性格障害の精神療法(1963) 18.幼児の成熟過程からみた精神医学的疾患(1963) 19.青年期の積極的精神療法を補う病院管理(1963) 20.育児,保育,および精神分析的設定のなかでみられる依存(1963) 文献 解題 訳者あとがき 人名・地名索引 事項索引 著者について D.W.ウィニコット ウィニコットは医者としての経歴を小児科医として始め,小児科学の身体的側面に関心をもち続けながら,それ以上に児童心理学の研究に打ち込みました。人間の発達の理解に対する彼の貢献は,母親や赤ちゃんや幼児についての広範囲な臨床的仕事に基づいたもので,国際的に知られ評価されています。ウィニコットはゲンブリッジのジーザスカレッジで医学を学び,戦後のロンドンのセント・バーソロミュー病院で働きました。セント・バーソロミュー病院での研修医時代を除いては,彼の病院勤務はすべて子ども病院でした。ウィニコットは40年以上児童精神医学や精神分析を実践し研究し,そして英国精神分析学会の会長に選出されました。彼は精神分析や医学の雑誌に多くの論文を寄稿し,またこの分野のさまざまなグループ,つまり教師,助産婦,両親,ソーシャルワーカー,治安判事,医師,そしてまた精神分析家や心理学者といった専門家に,広く子どもの発達について講演しました。よく知られている著書には,「小児医学から精神分析へ」「子ども」「家族と外的世界」そして「遊ぶことと現実」などがあります。 牛島 定信 1939年福岡に生れる。1963年九州大学医学部卒業,医学博士。1972年九州大学医学部付属病院助手。1973年英国ロンドン大学精神医学研究所へ留学。1974年福岡大学医学部精神医学教室 講師,助教授,教授を経て1991年東京慈恵会医科大学精神医学教室教授。現在東京女子大学教授,三田精神療法研究所所長。 著書 思春期の対象関係論,境界例の臨床,対象関係論的精神療法,人格の病理と精神療法(金剛出版),心の健康を求めて 現代家族の病理 (慶応義塾出版),精神分析療法(金原出版),ウィニコットの遊びとその概念(編著,岩崎学術出版社),精神分析人門(編著,放送大学教育振興会)他。 訳書 D.W.ウィニコット「情緒発達の精神分析理論」(岩崎学術出版社)他。
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
イメージと違う、必要でなくなった等、お客様都合のキャンセル・返品は一切お受けしておりません。
中古品の場合、基本的に説明書・外箱・ドライバーインストール用のCD-ROMはついておりません。
商品名に「限定」「保証」等の記載がある場合でも特典や保証・ダウンロードコードは付いておりません。
写真は代表画像であり実際にお届けする商品の状態とは異なる場合があります。
中古品の場合は中古の特性上キズ、汚れがある場合があります。
他モールでも併売しておりますので、万が一お品切れの場合はご連絡致します。
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情緒発達の精神分析理論 自我の芽ばえと母なるもの (現代精神分析双書第II期)
【ブランド名】
岩崎学術出版社
D.W.ウィニコット: author; 牛島 定信: translator;
【商品説明】
内容紹介 D.W.Winnicottには次の3冊の学術論文集がある。 1.Collected Papers;Through Paediatrics to Psycho anaalysis,Tavistock Publication, London,1958. 2.The Maturational Processes and the Facilitating Environment;Studies in the Theory of Emotional Development,Hogarth P ress,London,1965. 3.Playing and Reahty,Tavistock Publication,London,1971. 本書は第2の論文集の訳出である(都合により3編は割愛した)。1957-63年にかけて発表された諸論文が収録されている。この時期は,彼の情緒発達理論がほぼ完成した時期である。つまり,第1の論文集は,彼がまだ教育分析やスーパービジョンをうけているころに書かれたものから,次第に彼独自の諸発見がなされた時期のものである。将来の発展を約束するような彼の鋭敏多感さを随所に認めることができるが,まだその断片性は否定し難く,全体を包括する理論構成に乏しい。それに比べて,第2の論文集になると,彼の自我理論,情緒発達論が洗練され公式化されて,さらには,疾病論が展開されるに至っているのである。それは,H.Hartmannの生物学的発想(自我心理学)ともMelanie Kleinの内的世界偏重主義とも違った,特異な理論的境地である。そういう意味では,Winnicottを理解するには,本書がもっとも手取り早いように思う。第3の論文集は,精神の更なる健康を求めての, 創造的活動の世界についての論文である。ところで,本書の原題「成熟過程と発達促進的環境」は,彼の理論をもっとも的確に表現したものといわれている。しかしながら,原題が日本語に移しかえられたときにわたくしたちに与える語感は,Winnicottのもち味とは隔越した感じがしてならない。そのために,「自我の芽ばえと母なるもの」という意訳を採用し,それを副題にあてることにした。 目次 まえがき 編者の覚書 序説 謝辞 第1部 情緒発達理論 1.精神分析と罪悪感(1958) 2.一人でいられる能力(1958) 3.親と幼児の関係に関する理論(1960) 4.子どもの情緒発達における自我の統合(1962) 5.健康なとき,危機状況にあるときの子どもに何を供給するのか(1962) 6.思遣りをもつ能力の発達(1963) 7.個人の情緒発達にみられる依存から独立への過程(1963) 8.道徳と教育(1963) 第2部 精神分析理論と技法 9.子どもの直接観察の精神分析に対する寄与(1957) 10.潜伏期の児童分析(1958) 11.疾患分類:精神分析学ははたして精神医学的疾患分類に寄与したか(1959-194) 12.本当の,および偽りの自己という観点からみた自我の歪曲(1960) 13.逆転移 14.精神分析的治療の目標(1962) 15.Kleinの貢献に対する私的見解(1962) 16.交流することと交流しないこと:あつ対立現象に関する研究への発展(1963) 17.性格障害の精神療法(1963) 18.幼児の成熟過程からみた精神医学的疾患(1963) 19.青年期の積極的精神療法を補う病院管理(1963) 20.育児,保育,および精神分析的設定のなかでみられる依存(1963) 文献 解題 訳者あとがき 人名・地名索引 事項索引 著者について D.W.ウィニコット ウィニコットは医者としての経歴を小児科医として始め,小児科学の身体的側面に関心をもち続けながら,それ以上に児童心理学の研究に打ち込みました。人間の発達の理解に対する彼の貢献は,母親や赤ちゃんや幼児についての広範囲な臨床的仕事に基づいたもので,国際的に知られ評価されています。ウィニコットはゲンブリッジのジーザスカレッジで医学を学び,戦後のロンドンのセント・バーソロミュー病院で働きました。セント・バーソロミュー病院での研修医時代を除いては,彼の病院勤務はすべて子ども病院でした。ウィニコットは40年以上児童精神医学や精神分析を実践し研究し,そして英国精神分析学会の会長に選出されました。彼は精神分析や医学の雑誌に多くの論文を寄稿し,またこの分野のさまざまなグループ,つまり教師,助産婦,両親,ソーシャルワーカー,治安判事,医師,そしてまた精神分析家や心理学者といった専門家に,広く子どもの発達について講演しました。よく知られている著書には,「小児医学から精神分析へ」「子ども」「家族と外的世界」そして「遊ぶことと現実」などがあります。 牛島 定信 1939年福岡に生れる。1963年九州大学医学部卒業,医学博士。1972年九州大学医学部付属病院助手。1973年英国ロンドン大学精神医学研究所へ留学。1974年福岡大学医学部精神医学教室 講師,助教授,教授を経て1991年東京慈恵会医科大学精神医学教室教授。現在東京女子大学教授,三田精神療法研究所所長。 著書 思春期の対象関係論,境界例の臨床,対象関係論的精神療法,人格の病理と精神療法(金剛出版),心の健康を求めて 現代家族の病理 (慶応義塾出版),精神分析療法(金原出版),ウィニコットの遊びとその概念(編著,岩崎学術出版社),精神分析人門(編著,放送大学教育振興会)他。 訳書 D.W.ウィニコット「情緒発達の精神分析理論」(岩崎学術出版社)他。
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