愛と障害 (エクス・リブリス)(中古品)
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604869506
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(中古品)
愛と障害 (エクス・リブリス)
【ブランド名】
アレクサンダル・ヘモン: Author; 岩本 正恵: Translator
【商品説明】
内容紹介 思春期のほろ苦い思い出、移住先のアメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い……「ナボコフの再来」と称されるボスニア出身の英語作家による、〈反〉自伝的な連作短篇集。 「外では、震える光の筋が白内障の月へと伸びていた。僕の心臓は「天国への階段」のブリッジを奏でていたが、血管の轟音の向こうには、しびれた手足の向こうには、冷たく汗ばむ肌の向こうには、おだやかな流れがあって、その流れに運ばれて、僕はかつて僕だったすべてから遠ざかっていた。」(「天国への階段」より) 「ユーモラスで温かな描写のなかに、小説を書くとはなにか、物語を語るとはなにか、真実は本当に真実なのかといった問いを巧みに織りこんで、幾層にもわたる読みごたえのある作品になっている。この「知」と「情」の絶妙なバランスが、ヘモンの大きな魅力だ。」(「訳者あとがき」より) サラエヴォに生まれ、ユーゴ紛争を機にアメリカに移住した語り手の、思春期のほろ苦い思い出、家族と失われた故郷への思い……『ノーホエア・マン』で注目を浴びた鬼才による、待望の最新連作短篇集。 十六歳の主人公は、下級外交官の父の任地ザイールで家族とひと夏を過ごす。上階にはスピネッリというアメリカ人が住んでいて、真夜中にレッド・ツェッペリンの「天国への階段」に合わせてドラムを叩くという悪癖があった。(「天国への階段」) 二十代の頃、「僕」は詩を志し、ノートに青臭い詩を書きためていた。ユーゴ紛争前、詩人の集まるカフェでムハンマド・Dという詩人に出会う。詩は認められなかったが、彼と仲間たちに気に入られ、なぜか「指揮者」というあだ名で呼ばれるようになる。(「指揮者」) ユーゴ紛争終結後、作家として成功しつつあった主人公は、サラエヴォの旧居を久しぶりに訪れる。アメリカ大使館のレセプションに招かれ、ピュリッツァー賞作家に出会うが、酔った勢いで彼を両親のいる自宅に招いてしまう。(「苦しみの高貴な真実」) ユーモラスで温かな描写のなかに、小説を書くとはなにか、物語るとはなにか、真実は本当に真実なのかといった問いが巧みに織りこまれている。虚実の皮膜を凝視する、八つの物語。 [目次] 天国への階段 すべて 指揮者 すてきな暮らし シムーラの部屋 蜂 第一部 アメリカン・コマンドー 苦しみの高貴な真実 訳者あとがき [原題]LOVE AND OBSTACLES 内容(「BOOK」データベースより) サラエヴォに生まれ、ユーゴ紛争を機にアメリカに移住した主人公の思春期のほろ苦い思い出、アメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い…。ボスニア出身の鬼才による、“反”自伝的短篇集。 著者について アレクサンダル・ヘモン Aleksandar Hemon 1964年、旧ユーゴスラヴィアののサラエヴォに生まれる。92年、シカゴ滞在中にユーゴ紛争が勃発し、そのままアメリカに残ることを選ぶ。95年から英語で小説を執筆しはじめ、2000年、短篇集The Question of Brunoでデビュー。2002年の第一長篇『ノーホエア・マン』(白水社刊)は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれ、長篇第二作The Lazarus Project(2008)は全米図書賞と全米批評家協会賞の最終候補に選ばれた。権威あるグッゲンハイム・フェローシップおよびマッカーサー「天才」賞を受賞するなど、現代アメリカ文学の最前線を行く作家のひとりである。最新作はThe Book of My Lives(2013)。シカゴ在住。 訳者:岩本 正恵(いわもと まさえ) 1964年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。翻訳家。主要訳書に、J・ランザ『エレベーター・ミュージック』、M・コステロ/D・F・ウォーレス『ラップという現象』、A・ヘモン『ノーホエア・マン』、P・カルネジス『石の葬式』、J・ノヴァコヴィッチ『四月馬鹿』、C・キーガン『青い野を歩く』、O・オラフソン『ヴァレンタインズ』(以上、白水社)、P・キャメロン『最終目的地』、A・ドーア『メモリー・ウォール』(以上、新潮社)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ヘモン,アレクサンダル 1964年、旧ユーゴスラヴィアのサラエヴォに生まれる。92年、シカゴ滞在中にユーゴ紛争が勃発し、そのままアメリカに残ることを選ぶ。95年から英語で小説を執筆しはじめ、2000年、短篇集The Question of Brunoでデビュー。2002年の第一長篇『ノーホエア・マン』(白水社刊)は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれ、長篇第二作The Lazarus Project(2008)は全米図書賞と全米批評家協会賞の最終候補に選ばれた 岩本/正恵 1964年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
イメージと違う、必要でなくなった等、お客様都合のキャンセル・返品は一切お受けしておりません。
中古品の場合、基本的に説明書・外箱・ドライバーインストール用のCD-ROMはついておりません。
商品名に「限定」「保証」等の記載がある場合でも特典や保証・ダウンロードコードは付いておりません。
写真は代表画像であり実際にお届けする商品の状態とは異なる場合があります。
中古品の場合は中古の特性上キズ、汚れがある場合があります。
他モールでも併売しておりますので、万が一お品切れの場合はご連絡致します。
ご注文からお届けまで
1.ご注文
ご注文は24時間受け付けております
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3.在庫確認
在庫切れの場合はご連絡させて頂きます。
※中古品は受注後に、再メンテナンス、梱包しますのでお届けまで3〜7営業日程度とお考え下さい。
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前払い決済をご選択の場合、ご入金確認後、配送手配を致します。
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配送準備が整い次第、出荷致します。配送業者、追跡番号等の詳細をメール送信致します。
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※離島、北海道、九州、沖縄は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
愛と障害 (エクス・リブリス)
【ブランド名】
アレクサンダル・ヘモン: Author; 岩本 正恵: Translator
【商品説明】
内容紹介 思春期のほろ苦い思い出、移住先のアメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い……「ナボコフの再来」と称されるボスニア出身の英語作家による、〈反〉自伝的な連作短篇集。 「外では、震える光の筋が白内障の月へと伸びていた。僕の心臓は「天国への階段」のブリッジを奏でていたが、血管の轟音の向こうには、しびれた手足の向こうには、冷たく汗ばむ肌の向こうには、おだやかな流れがあって、その流れに運ばれて、僕はかつて僕だったすべてから遠ざかっていた。」(「天国への階段」より) 「ユーモラスで温かな描写のなかに、小説を書くとはなにか、物語を語るとはなにか、真実は本当に真実なのかといった問いを巧みに織りこんで、幾層にもわたる読みごたえのある作品になっている。この「知」と「情」の絶妙なバランスが、ヘモンの大きな魅力だ。」(「訳者あとがき」より) サラエヴォに生まれ、ユーゴ紛争を機にアメリカに移住した語り手の、思春期のほろ苦い思い出、家族と失われた故郷への思い……『ノーホエア・マン』で注目を浴びた鬼才による、待望の最新連作短篇集。 十六歳の主人公は、下級外交官の父の任地ザイールで家族とひと夏を過ごす。上階にはスピネッリというアメリカ人が住んでいて、真夜中にレッド・ツェッペリンの「天国への階段」に合わせてドラムを叩くという悪癖があった。(「天国への階段」) 二十代の頃、「僕」は詩を志し、ノートに青臭い詩を書きためていた。ユーゴ紛争前、詩人の集まるカフェでムハンマド・Dという詩人に出会う。詩は認められなかったが、彼と仲間たちに気に入られ、なぜか「指揮者」というあだ名で呼ばれるようになる。(「指揮者」) ユーゴ紛争終結後、作家として成功しつつあった主人公は、サラエヴォの旧居を久しぶりに訪れる。アメリカ大使館のレセプションに招かれ、ピュリッツァー賞作家に出会うが、酔った勢いで彼を両親のいる自宅に招いてしまう。(「苦しみの高貴な真実」) ユーモラスで温かな描写のなかに、小説を書くとはなにか、物語るとはなにか、真実は本当に真実なのかといった問いが巧みに織りこまれている。虚実の皮膜を凝視する、八つの物語。 [目次] 天国への階段 すべて 指揮者 すてきな暮らし シムーラの部屋 蜂 第一部 アメリカン・コマンドー 苦しみの高貴な真実 訳者あとがき [原題]LOVE AND OBSTACLES 内容(「BOOK」データベースより) サラエヴォに生まれ、ユーゴ紛争を機にアメリカに移住した主人公の思春期のほろ苦い思い出、アメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い…。ボスニア出身の鬼才による、“反”自伝的短篇集。 著者について アレクサンダル・ヘモン Aleksandar Hemon 1964年、旧ユーゴスラヴィアののサラエヴォに生まれる。92年、シカゴ滞在中にユーゴ紛争が勃発し、そのままアメリカに残ることを選ぶ。95年から英語で小説を執筆しはじめ、2000年、短篇集The Question of Brunoでデビュー。2002年の第一長篇『ノーホエア・マン』(白水社刊)は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれ、長篇第二作The Lazarus Project(2008)は全米図書賞と全米批評家協会賞の最終候補に選ばれた。権威あるグッゲンハイム・フェローシップおよびマッカーサー「天才」賞を受賞するなど、現代アメリカ文学の最前線を行く作家のひとりである。最新作はThe Book of My Lives(2013)。シカゴ在住。 訳者:岩本 正恵(いわもと まさえ) 1964年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。翻訳家。主要訳書に、J・ランザ『エレベーター・ミュージック』、M・コステロ/D・F・ウォーレス『ラップという現象』、A・ヘモン『ノーホエア・マン』、P・カルネジス『石の葬式』、J・ノヴァコヴィッチ『四月馬鹿』、C・キーガン『青い野を歩く』、O・オラフソン『ヴァレンタインズ』(以上、白水社)、P・キャメロン『最終目的地』、A・ドーア『メモリー・ウォール』(以上、新潮社)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ヘモン,アレクサンダル 1964年、旧ユーゴスラヴィアのサラエヴォに生まれる。92年、シカゴ滞在中にユーゴ紛争が勃発し、そのままアメリカに残ることを選ぶ。95年から英語で小説を執筆しはじめ、2000年、短篇集The Question of Brunoでデビュー。2002年の第一長篇『ノーホエア・マン』(白水社刊)は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれ、長篇第二作The Lazarus Project(2008)は全米図書賞と全米批評家協会賞の最終候補に選ばれた 岩本/正恵 1964年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
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思春期のほろ苦い思い出、移住先のアメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い……「ナボコフの再来」と称されるボスニア出身の英語作家による、〈反〉自伝的な連作短篇集。
「外では、震える光の筋が白内障の月へと伸びていた。僕の心臓は「天国への階段」のブリッジを奏でていたが、血管の轟音の向こうには、しびれた手足の向こうには、冷たく汗ばむ肌の向こうには、おだやかな流れがあって、その流れに運ばれて、僕はかつて僕だったすべてから遠ざかっていた。」(「天国への階段」より)
「ユーモラスで温かな描写のなかに、小説を書くとはなにか、物語を語るとはなにか、真実は本当に真実なのかといった問いを巧みに織りこんで、幾層にもわたる読みごたえのある作品になっている。この「知」と「情」の絶妙なバランスが、ヘモンの大きな魅力だ。」(「訳者あとがき」より)
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