日本人のための英文法
426603994
作品紹介
日本人のための英文法
作品情報
日本語と英語の間には、はるかな隔たりがあることが予想される。
そのため今回、第1章では日本語と英語の間の「距離感」を測るための、ある実験を行うことにした。
?「昨日の発見は衝撃だった」
何でもない文のように見えるが、実はこの日本文には、秘密がある。
この文の中に出てくる「昨日」「発見」「衝撃」という3つの名詞は、
どう入れ替えても、すべて文になるのだ。実際にやってお見せしよう。
?「昨日の発見は衝撃だった」
?「昨日の衝撃は発見だった」
?「発見の昨日は衝撃だった」
?「発見の衝撃は昨日だった」
?「衝撃の昨日は発見だった」
?「衝撃の発見は昨日だった」
どうだろう。中には多少ぎこちない日本語もないではないが、
6つの文の微妙なニュアンスの違いに、お気づきいただけただろうか。
これだけでもちょっと驚きなのだが、私が行った実験とは、
「この6文を英語にするとどうなるか?」というものだった。
たとえば、?の「昨日の発見は衝撃だった」なら、
Yesterday's discovery was a shock.
となり、これは難なく英語にすることができる。
このあたりは、さして「日本語」と「英語」の間の距離を感じることもない。
だが?の「発見の昨日は衝撃だった」あたりになると、
そうはいかなくなることがおわかりになるだろう。
本書での私のねらいは、こうした日本語と英語との間にある距離を縮めることで、
みなさんを“読み通せる英文法”を書けるようにすることなのである。
▼目次
第1章 日本語と英語の距離を測る
第2章 「SV」感覚
第3章 英文法の道具立て
第4章 文はフレーズでできている!
第5章 クイズで覚える英文法
第6章 動詞句の3段構造
第7章 「文型」か「文形」か?
第8章 道具としての「5文型」
第9章 仮定法の質問
第10章 24人の悟り
▼著者紹介
晴山陽一 Yoichi Hareyama
1950年東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科卒業後、出
発売日 | |
配信方法 | ストリーミング、ダウンロード |
ファイルサイズ | 1MB |
ご購入いただいた書籍はスマートフォン、パソコン等ですぐにお読みいただけます。
商品の特性上、購入後のキャンセル(返品)は承れません。
ご購入の際はお間違いのないようご確認ください。
作品情報
タイトル:日本人のための英文法
著者:晴山陽一
出版社:インプレス
掲載誌・レーベル:impress QuickBooks