くるみの木の苗 【菓子クルミ】 1年生苗
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商品説明
クルミ 菓子クルミ
最もポピュラーなクルミ
殻がむきやすく、最も多く栽培されているクルミ
菓子胡桃(かしぐるみ)は苗木部でも「見直したい健康果樹」として、毎年人気の落葉樹です。
「菓子クルミ」は別名「手打胡桃(てうちぐるみ)」とも呼ばれ、その名のとおり殻が手でも割れるクルミです。実を採取するクルミとして最も多く栽培される品種です。東北地方や長野県で多く栽培されています。
クルミにはリノール酸やビタミン、ビタミンEが豊富に含まれます。寒さに強く、新年枝の新梢の先端に雄花が付くのが特徴です。
菓子クルミは落葉高木樹なので、お庭の立派なシンボルツリーになります。好みにもよると思いますが、1年中葉っぱを付けている常緑樹が好きな方は別として、落葉シンボルツリー好きにはたまらない逸品なのです。幹肌はスベリがよく、大きくなってからの姿は圧巻です。個人的に冬の落葉した時期の落葉シンボルツリー (シラカバとかアオダモとか)が大好きなので、果実も楽しめる落葉シンボルツリーをお探しなら、絶対この木がおすすめです。
くるみ(胡桃)全般の特徴。
内果皮の軽い菓子胡桃(かしぐるみ)と内果皮の厚い鬼胡桃(オニグルミ)に分類されます。
5〜6月にかけて開花し、その後に直径3cm程度の仮果と呼ばれる実を付けます。仮果の中に核果があり、その内側の種子を食用とします。日本に自生している胡桃の大半はオニグルミといい、核はゴツゴツとして非常に硬く、種子が取り出しにくいのでくるみ割り器などを使って割り中身を取り出します。
クルミには良質なタンパク質(17〜25%)、脂肪・乾性油分(60%以上)、炭水化物(4〜8%)の他、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEの様々なビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、非常に栄養価の高く消化に良いことでも知られています。
寒さには強く冷涼な気候を好みます。高温多湿な場所では枝が徒長しやすく、雌花がつきにくくなり、結実が悪いです。なので、西南以西の暖地では海抜200〜500mの山間部での栽培が良いです。ただし、発芽後は寒さに弱いので、晩霜害や発芽後の風当りで新芽が被害にあいます。風当りの強くない場所が良いです。クルミはもともと芽吹きが遅いのですが、下手に早く芽吹くと新芽が傷む恐れがあるので早すぎる芽吹きでは風よけをしてください。
くるみは柿と同様深根性ですので、苗木でも細根が少なく、芽吹く時期も他の落葉果樹より遅いです。「芽吹かないのですが大丈夫ですか?根がほとんどなかったからだと思います。交換してください」と毎年質問メールが届きます。すみません。個体差もあるので、芽吹くのが遅いだけだと思います。(2006年では7月に芽が出ました。)芽吹かない、根がないなどの理由での交換はできません。
菓子クルミの特徴
学名 | JuglansL. クルミ科 クルミ属 |
別名 | テウチグルミ、かしくるみ |
開花時期 | 5月〜6月頃 |
花色・大きさ・花形 | 雄・緑 雌・赤・・房状 |
収穫時期 | 9月下旬〜10月頃 |
果実の大きさ | ★★★★☆ 大実 12g前後 |
果実の用途 | 飴煮、くるみ味噌、柚餅子 |
結果年数 | 6〜8年 |
自家結実性 |
1本でなるけど、受粉樹があったほうが良い(雌雄同株。雄花と雌花を別々につけます。 菓子クルミは1本で結実する性質を持ちますが、雌雄異花で雄花と雌花の感応温度が違うので、気候によっては雄花と雌花の開花がそろわないことがあります。確実に実らせるには2本以上植えると安心です。) |
推奨受粉樹・結実率順で記載 | カラスクルミ、鬼クルミ |
最終樹高 | 地植え:6m 〜 8m (落葉高木) |
最終葉張り | 4m 〜 5m やや開帳性 |
栽培用途 | 果樹畑、花壇、地植え、シンボルツリーなど |
成長の早さ | 早い (50cm/年) |
植栽適地 | 北海道南部〜九州 |
育てやすさ |
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性やや弱い |
耐病害虫性 | 耐病性:強い 害虫:強い |
芽吹き時期 | 5月上旬〜7月下旬 ※芽吹き時期が遅く、ずれることもある |
花言葉 | 知性、知恵、野心、謀略 |